えいとどくたー。4

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村上side




｢ 風つよすぎるって！これマイク行けるか？｣

スタッフ ｢ ギリギリですね (^^; ｣

｢ やんなぁ！(笑)｣




久しぶりの外ロケ

･･･ にしても風が強くて、マイクが音を拾われへんから
ロケバスに戻ろうと来た道を返してたところやった




スタッフ ｢ 危ない！！ ｣

｢ .. っ！ ｣




誰かの声に反応して上を見上げると
揺れるクレーンに落ちてくる鉄筋




｢ うッ.... ｣

スタッフ ｢ 村上さん！！そっち持ち上げて！！｣




慌てるスタッフの声

俺どうなったんやろ...

どこもかしこも痛すぎる...




苦しい...




.




誰か...


.




ヨコ...






.





横 ｢ ひな？おはよう。誰かわかる？｣

｢ ... よこ .. ｣




気がつくと目の前には横の姿

あぁ、俺助かったんや

お礼言わな




｢ ... うっ！.. いっだぁ .. ｣




起き上がろうとしても力が入れへん

それと同時に怒る体の激痛




横 ｢ 当たり前やん、しばらくは動けへんで？ ｣

村 ｢ ... またか ｣

｢ お前な、あんな事故でこれだけで済んだん奇跡やで？｣




やっぱ、あの時俺下敷きになったんや...




横 ｢ みんなにも連絡するから待っててな？
痛み止めはいれてるけど... しばらくは痛いやろな ｣





携帯をとるとみんなに連絡し始めた

また迷惑かけてまうなぁ...





横 ｢ 苦しくないか？嫌やと思うけど、マスクはしててな ｣

｢ .. ごめんなぁ ... ｣

横 ｢ 何言うてるん、生きてればそれでええから.. ｣




照れてどっか行きよった


しかしこれどうすんねん...

何も出来ひんやんか

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