えいとどくたー。4

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横山side




｢ ひな？俺の手握って？｣

村 ｢ ... ﾊｧｯ .. ﾊｧｯ .. ｣

丸 ｢ 信ちゃんごめんなぁ、頭の傷みるでー。 ｣

村 ｢ ... んっ！！.. ｣

丸 ｢ 痛いなぁ、ごめんなぁ。痛いことばっかやな ｣





声をかけたら反応はあって
しっかり握り返してくれる

頭の裂傷は縫合か...





｢ よしゃ。どこが痛いか見るで？ ｣

村 ｢ ... ぁあっ！.. ｣

｢ ここ痛いねんな？鎮静剤投与して
エコー優先
その後レントゲンとCT撮ろか ｣

丸 ｢ 信ちゃん大丈夫やで、僕らずっと着いてるからね｣




エコーやCTで脳出血や腹腔内出血は
見られず一安心しててんけど肋骨骨折

鉄筋が落ちてきてこれだけで済んだのは奇跡やろ

やっぱこいつ生命力すごいな...





丸 ｢ しばらく入院やね ｣

｢ ほんまやな、メンバーにも連絡せな ｣





鎮静剤が効いてゆっくり寝ているひな

所々痛みで顔を顰めてたけど
きっとこのことも覚えてへんやろ





｢ 病室運んどいて ｣

丸 ｢ 裕ちんお疲れ様、僕信ちゃんの隣に居るね^^ ｣

｢ わかった。カルテ終わったら向かうから ｣





ひなは丸に任せてカルテの打ち込み

その間にメンバーにもメールする





｢ ひなの調子どう･･･？ ｣

丸 ｢ まだ寝てるけど大丈夫そうやな ｣





カルテの打ち込みが終わり点滴の替えをもって
ひなの病室にいくとすっかり丸は
医者からメンバーの顔になっていた


そう言えば俺...





｢ ... まる、ごめんな。｣

丸 ｢ やめてよ横山くん。大丈夫やから (^^; ｣

｢ ... 医者失格やな、丸に言われなかったら俺きっと.. ｣

丸 ｢ そんなことないで？裕ちんはカッコイイお医者さんやったやん。僕、あんなに指示出し出来へんし ｣

｢ ... いやほんまに、丸のおかげや ｣





丸には悪いことしたなぁ。

... 村上にも。





丸 ｢ 横山くん笑ってや〜！信ちゃんも起きた時裕ちんそんな顔やったら嫌やで？ ｣

｢ ... せやな！ありがとう、丸 ｣





結局ヒナはこの日。1回起きたけど直ぐに寝てもうて
しっかり起きたのは次の日やった

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