青い恋をもういちど

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柿崎「うぉぉぉ！！いいっすね！野球！！
えっ、あ、盗塁！？いいなあ野球」


「盗塁とかあんのいいよね
足速いのめちゃくちゃ有利じゃんね」


柿崎「いやサッカーは足速くないと無理っすよ」


「分かってるけどさあ
…野球選手の体つきっていいね」


柿崎「見るとこめちゃくちゃきもいっす」


「はあ？サッカー選手は足が綺麗なの」


柿崎「Aさんちょっと軽蔑します」


「うわたくみんそれは無いわ」


侑司の盗塁に沸く西武ドーム。

走るの昔から速いもんね、バカにしてきたのすっごく覚えてる。


「おお〜！点入った」


柿崎「機動力っすね、めちゃくちゃいい」


「それな
特殊攻撃とかあるんかな、野球にも」


柿崎「何すかそのネーミングセンス
ダブルスチールとかのことっすか？」


「いや、私野球のルールあんまり知らない」


柿崎「いや、俺もっすけど」


騒ぎながら見てたらある選手にデッドボールが。

痛そう。


柿崎「そっか野球にはこんな怪我もあるんだ」


「絶対痛いよね、
握りこぶしサイズの石が160キロで飛んでくる感じかな」


柿崎「恐らくそうっすね、筋肉とか破壊しそう」


「そこまでの威力あるかな〜」


痛みを堪えて立ち上がった選手に拍手が送られる。

こういうスポーツマンシップいいな。

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