ガロプラ編�� ページ4
「狙撃手が降りてきやがったか...
数ではまだこっちの方が勝ってんだ。建物を使って逆に囲んでやる.....って、え！？」
レギンデッツは声を上げる。数での優位は確かにあった。それは紛れもない事実だ。
しかし、突如としてトリオン兵が急速に減りだしたのだ。玄界の猛攻である。そして、それを先導するのはたった二人の兵だった。
「ヨミ！至急犬をもっと送ってくれ！」
《了解。隊長たちは目標地点にほぼ着いたし、ぼくもアイドラで援護に入るよ》
ガロプラ側でも、その二つの兵は直ぐに警戒される事となった。
･
《右よ、A》
朝香は名塚の指示を受け、正面にいたアイドラをスコーピオンで一刀両断すると身を翻し右側から攻撃をしてきた別のアイドラの両肩に乗るとそのまま首を斬る。そして、その離れた頭部を掴み後方に回ったまた別のアイドラに投げつけると乗っていたアイドラの両肩を踏み台にし飛ぶ。その勢いで、頭部を投げつけたアイドラに向かってスコーピオンを突き刺した。
先程から無言で淡々とトリオン兵を倒していく澤隊。
その戦いぶりを援護しながら見ていた一同は、最早殺し屋なのでは？と思うのだった。
「惨殺...」
「まあ、間違いじゃないな」
木虎の呟きに嵐山は肯定の言葉を返す。
木虎は視界の中で全く止まることなく動き続けている澤隊を見て驚愕していた。木虎を含めこの場にいる、黒江などは澤隊の戦闘を見るのは初めて。この反応は至極当然の反応だろう。
「前に出すぎるな。二宮の指示通り守り重視だ。一度に一体ずつ減らせればいい。あとはあの二人が削ってくれる」
「頭数はまだむこうがこっちの3倍はいる。こっちが一人でも落ちれば火力差はさらに広がる。相手の火力は動いて散らす、こっちの火力はまとめて叩き込め」
「連携勝負でトリオン兵にゃ負けらんねーな！」
様々な指示が飛び交う中、澤と朝香は名塚のオペレートに従いジリジリとトリオン兵を削り倒していた。
このままあちら側が何も手を打ってこなければ終わるか...と思っていたその時、朝香の鼻が異質な匂いを捉えた。
異変に直ぐに気付いた朝香は、自身の周りを囲んでいたアイドラを一斉するとサブトリガーの射手トリガーを起動する
『バイパー』
朝香の放ったバイパーは二手に別れ、笹森と黒江の元へと飛んでいき彼らと対峙したアイドラに命中する。
『流石に、何も手を打たないわけないか』
朝香は表情を変えず呟く。
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にこ(プロフ) - この度はこんなにも素晴らしい作品を作成してくださりありがとうございます（ ; ; ）出会えたことにとても感謝しております！他の作品も楽しみにしております！完結までお疲れ様でした＾＾ (2022年1月31日 0時) (
レス) @page32 id: 122cc99496 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 綺世さん» 楽しみにしてます！(*´꒳`*) (2021年11月2日 16時) (レス) id: 60475fc3e4 (このIDを非表示/違反報告)
綺世(プロフ) - そるとさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！また作品を出した際にはよろしくお願いいたします。 (2021年11月2日 11時) (レス) id: d271d60620 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - ワールドトリガーで一番好きな作品だったので完結したのがとても嬉しい反面寂しい気がします、次作も楽しみにしてます！ (2021年11月2日 7時) (レス) @page32 id: 60475fc3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺世 | 作成日時：2021年8月11日 3時
