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Aside

樹の部屋の風呂場は昔と変わってなくて
なぜか少し安心した

あ「お風呂、上がったよ」

樹「ん、ドライヤーの場所わかった?」

あ「うん、昔と変わってなかったから」

樹「そっか、髪乾かしてあげよっか?」

あ「ん、ありがと」

おいで、と樹が足を広げるその間に座ると
ドライヤーが当てられる

樹「はい、終わり」

あ「ありがと」

樹「ん、1杯飲む?」

あ「うん」

そう缶ビールを出してきてくれた樹
それを何も言わず合わせる

一口飲むと口の中にビールの苦味が広がった

樹「あー、お前ほんとにスキャンダル出たことねえんだろ?」

何かを思い出したようにそう言う樹

あ「あ、そうだね」

樹「すげえな」

あ「ね、樹はさ好きな人とかいいなって思う人はいないの?」

私はスキャンダルが出なかったわけじゃない
私のスキャンダルは揉み消されている

樹「んー、いるよ」

考えるような素振りをした樹はいるよ、そう一言

あ「そっか、」

樹「A、もう寝ようぜ」

無言の時間が続き樹が寝よう、と提案してくれる

あ「そーだね」

樹「俺、ソファーで寝るから向こうのベットで寝て」

あ「え?申し訳ないから私ソファーでいいよ」

泊まらせてもらうのにベットを使うなんて申し訳無さすぎる

樹「だーめ、俺はソファーでいいから」

あ「んー、じゃあ一緒にベットでねよ?
広いし大丈夫じゃない?」

樹「は?」

間の抜けた樹の声に我に返った私は
慌てて修正した、でも樹は

樹「ん、わかった」

そう了承した
ベットに寝転がると広いとはいえ向き合う形になってしまう

樹「おやすみ」

あ「おやすみ」

そう眠りについた

揉み消されたスキャンダル→←樹の家



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作者名:ゆっぴー x他1人 | 作成日時:2022年8月14日 17時

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