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『全く、お前がいつまでも城に
とじこもってるから気分転換に
こうしてバレないよう平民の服を着て
町を見れるよう手配までしたのに』









｢私は頼んだ覚えはありませんし
それにリョウガお兄様に着いてきて
欲しいなんて尚更言ってません｣









城の外に興味なんてないし
来たからといって何があるのだろうか









『あのな？もっと自分の国に
関心を持ちなさい？？第一……』









あーーお兄様の長話が始まる。
耳を塞ごうとしたその時









ガタンッ









強い衝撃と共に
馬車が急停止する

.→←．



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作者名：リリウム | 作成日時：2017年5月19日 21時

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