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「そんなこと言われても」






『もしかして何か悲しいことでもあったの?』






しょんぼり顔をしながら
私の顔を覗き込む







「そうじゃなくて、
ユースケみたいに私は慣れないよ。
友達とかいないし、家族とか
限られた人しか信じれなくて
他の人は皆私に本当を見せてくれないから。」








そりゃそうだよ
全部わかってるもん
姫様だから
皆私に気を遣って 遠慮して









『うーーーーーん、そっかぁ…
そうだ!ねえこれ、残りみんなあげる』









「あげるって残りの花全部??
結構売れたけどまだ沢山あるよ!?」








『うん。持ってって』









「良くないよ!!!」









『いいんだ。
僕の全部を君にあげる
そしたら寂しくないでしょ?』







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作者名:リリウム | 作成日時:2017年5月19日 21時

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