すれ違うのは大切だから〜KHside〜 ページ23
KH『なんでわかってくれないんだろう・・・』
部屋で動画の編集作業をしながらつぶやく。
彼女のこれからを考えれば
焦ってでもいいから結婚したいのに
子供も欲しいし・・・
黙々と動画編集に没頭していると
コンコン
控えめなノックとともに顔をのぞかせるA。
ＫＨ『入れば？』
ちょっと冷たくそう言うと
そっと僕のそばに近づいてくる彼女。
A『その・・・ごめん・・・私・・・』
申し訳なさそうに話す。
KH『そう思うなら・・もう少し嬉しそうにしてほしいんだけれどな。』
A『キュヒョナ・・・私、やっぱり結婚は考えられないよ。』
・・・・・？
彼女の言葉に一瞬フリーズする。
KH『それ、本気？』
静かに頷く彼女・・・
A『ごめん・・・もし、キュヒョナがそんなに結婚を望むのならば、違う人としてほしい。』
彼女の言葉にさらにわけがわからなくなる。
KH『意味わからない！Aとじゃなきゃ結婚する意味ないし！』
A『その結婚って言う言葉で私を縛りつけないで！』
だんだん大きくなる声に・・・
誰かがくる音が聞こえる。
LT『ちょっと！どうしたの？大きな声だして！』
SW『あっちまで聞こえるから。』
トゥギヒョンとシウォニヒョンが間に入る。
KH『・・・だって・・・』
LT『キュヒョナはやっぱり焦りすぎなんだよ。逆にそれがAにとって重荷になってるんじゃない？』
ＳＷ『キュヒョナの気持ちはわからないでもないよ。ヌナのことを思ってのことでしょう？』
A『私は・・・まだスジュやＳＭの子たちと仕事がしたいの！結婚したら仕事していられる保証なんてないでしょ？』
ＫＨ『Aの僕に対する気持ちってそんなもの？』
ＬＴ『それはいいすぎだよ・・・・』
慌て始めるトゥギヒョン。
ＨＣ『ったく！もどかしいんだよ！おまえらは！いっそ一回別れればいいんだよ！』
別れたことのある経験者の言葉は重い・・・・
A『それいい！そうしよう！』
ＳＷ『軽いな・・・』
ＫＨ『な！！本当にいいの？』
どんどん彼女の気持ちはわからなくなる。
A『うん。別れて・・・それでもお互いに一緒にいたいと思うなら結婚すればいいし。』
ＫＨ『そう思えないなら別れるってこと？』
ＨＣ『おお、いい選択だな。』
流れに流されまくって
この日を境に僕とAは
ただのビジネスパートナーに戻った。
僕の中では後悔ばかりだったけれど
彼女にとっては後悔という文字は見えないぐらい仕事に励む姿が見えた。
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凛音(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます。いろいろ現在のSJの状況を見つつ楽しいお話にしていきたいと思います（笑） (2021年8月16日 10時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん番外編ありがとうございます。またまた、ざわつく予感＾＾ (2021年8月16日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2021年8月15日 21時
