普通の私とあなた〜CM〜６５ ページ16
友樹が車を停めたのは
私たちが初めてデートをしたあの場所だった・・・・
すでに暗くて
海は見えないけれど・・・
波の音が静かな車内にまで聞こえてきた。
友樹にぎゅっとてと握られる・・・・
離そうとするけど離してくれない・・・・
友樹『少し外の空気吸わない？』
そう言うと車の外にでて
助手席のドアを開けて私を降ろす。
車のドアを閉めて
私の手をつないで歩いていく。
風が冷たいけれど・・・
波の音と綺麗なひんやりした空気につつまれる。
A『友樹・・・・』
友樹『A・・・・初めてここ来た時・・・すごい厚底のサンダル履いてて(笑)俺につかまりながら歩いてたよな(笑)』
昔の話を楽しそうにする友樹・・・・
A『あの時は失敗だった・・・』
友樹『俺的には手をさりげなくつなげてラッキーって思ってたけど(笑)』
いつもの穏やかな表情の友樹・・・・
A『さんざん、人のことバカにしてたくせに(笑)』
友樹『俺のために一生懸命・・・オシャレしてくれてるのかと思ったらすごく嬉しくて・・・愛おしくなった・・・・』
友樹の手をつなぐ力が強くなる。
A『あの時は・・・・すごく気合入ってた・・・とりあえず・・・・隣に並んで恥ずかしくない恰好しようって必死だった(笑)』
友樹『それが伝わってきたよ・・・・でも・・・Aはしっかりしてるようだけれど不器用で少し抜けてるところがあるからすごく危なっかしくて・・・・でも、守ってあげなきゃって思った・・・』
そう思ってくれてたんだね・・・・
A『でもね・・・・ずっと苦しかったんだよ・・・友樹は私のものじゃないし・・・私のものになることはない・・・それに・・・確実に約束して会えることはないから・・・・会いたい時に会えないのが辛かった・・・・』
友樹『A・・・ごめんな・・・つらかったよな・・・・』
友樹に抱きしめられる・・・・
友樹『でもさ・・・・もう、俺は独身だし、自由だから・・・・Aのことを幸せにできる・・・Aがそばにいてくれたら・・・・俺は幸せだから・・・』
友樹に抱きしめられると
いつもドキドキがとまらなかった・・・
こんなに温かいぬくもりにつつまれるのは
彼に抱きしめられている時ぐらい・・・
でも・・・
A『ごめんね・・・私はもう、友樹のそばにはいられない・・・本当に大好きで愛してる人ができたから・・・』
友樹は静かに私を見つめて言う・・・
友樹『おまえはあいつとは幸せになれないよ・・・・』
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凛音(プロフ) - りんさん» ギュとチャンミンが一緒だと安心します！チャンミンのとんぼが帰りが気になるところですが(笑) (2018年12月15日 11時) (
レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - SSにぎゅが、だからチャミもニコニコしてたのかな？笑笑 (2018年12月2日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» ギュの恋愛も少しいれれたらなと思ってます！ (2018年11月19日 18時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ぎゅの恋愛(^ ^) (2018年11月15日 22時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» ユノ、情熱的でした？私はチャンミンの空港写真に悶絶してました！バックがチャンミンってかわいすぎる！ (2018年11月14日 18時) (レス) id: f49caa7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/non-gyu0128/
作成日時：2018年11月13日 7時
