WHITE LIGHT ページ40
突然背中が温かくなって赤い何かに包まれる。
『連れ去りに来ましたよ、お嬢さん』
彼に聞こえない程度の声で耳元に聞こえて来た言葉。驚いて顔を見るとサンタさん？？
そしてその唯一見える特徴的な瞳に胸が高鳴る。
う、そ…
『俺のだから、このお嬢さんは。失礼します』
ペコリと彼にサンタさんはお辞儀をしてそのまま私をお姫様抱っこする。そしてそのまま無言で車の助手席へと降ろされる。
「、、ジョンス(泣)」
・
「はは……サンタがライバルって敵うわけないな(笑)」
風に混じってシムくんが呟いた言葉は私の耳に届くことは無かった。
・
「ハァ…帽子も髭も暑過ぎ(笑)」
そう言って帽子と髭を取った彼の姿は黒のスーツ姿。帽子と髭のせいかちょっと額が汗を掻いていてそれを拭う姿がまた色っぽい。
「………(照)」
「ん？顔赤いけど寒い？」
そのまま車の暖房を付けてくれるジョンスの姿。
ジュースホルダーにあるさり気ない優しさのカフェオレ。そして後部座席に見える綺麗な箱が明らかにクリスマスプレゼントで。
そういう飾らない所があなたらしくて………好き。
「ごめんA、こんな事言ったら笑うかもしれないけど。レストランもちゃんと取ってあるしホテルも予約したけど……今すぐAに触れたい」
ブーーーッ(←)
カフェオレを口から吹き出しそうになって運転している姿を見ると真剣な瞳。
その瞳に本当は今すぐにでも従いたいくらい。
いやでも、ジョンス元々食べない人。
ご飯は食べないとダメでしょ。と何処かで理性が声を掛ける。
「ご飯食べたらにしようよ、ジョンスの身体が心配なの。それに、その…私もジョンスに触れたい…よ」
そう言って俯くと偶々信号機が赤だったようで。
そのまま噛み付くようなキス。
「ハァ…っ、、可愛い。本当足りない、
今夜は覚悟しておいてね」
ニッコリとまるでステージ上みたいな笑みを浮かべているのに瞳は男らしくて…全身が熱くなるのを感じた。
それから着いたのは素敵なレストランでいかにも高級って感じの作りになっている店内。きっちりと引かれたテーブルクロスに細かな細工のある素敵なコースメニュー。メインにぴったりな重めのワインがほろ酔い気分にさせる。
そして、いつも以上に食べるのが早い目の前のジョンス。
「ねぇ、味わってる？」
「うん。噛んで飲んでる」
それは味わってないでしょ(笑)
そして心なしか私もいつもよりも食べるのが早かったり(←)
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向日葵(プロフ) - りんさん» タイトル通り、あわてんぼうのリョウクちゃん(笑)やっと告白しました〜！楽しんでもらえましたか？りんさんもステキなクリスマスを☆ (2016年12月24日 23時) (
レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - やーさんさん» うわっ、嬉しい〜！胸キュンだなんて(*≧∀≦*)やーさんもステキなクリスマスを過ごして下さいね☆ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f3c144f16a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リョウクちゃんの高校生萌えますね(*´-`)プロポーズの前に告白しなきゃね(*´ω｀*)楽しかったです。向日葵さんありがとうございます。 (2016年12月24日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ウクたんのクリスマス、青春時代の１ページを思い起こさせるようなピュアな感じに胸キュンです(*´ω｀*)…〜一転ジョンスさん、大人ムード満点で…やっと会えた２人の熱いX'masにデュフりました…X'masコラボブラボー(≧∇≦) (2016年12月24日 18時) (レス) id: da96cf2f67 (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - りんさん» 感激していただけて嬉しいです♪やはりちょっとテンポのズレてるマイペースな兄さん(*´∀｀) (2016年12月23日 10時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきゅ・yumika0404・ちぇ。・まさ・紫桜雲・向日葵・凛音 x他4人 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/non-m-h-e0128/
作成日時：2016年12月16日 6時
