DaydReam

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真鳥「あ、生きてた」
どこかで聞いた事があるセリフと共に再び目を覚ました。
今度はどこにでもある様な家の中。

藤原「いやぁ、傑作やな！エネミー見てぶっ倒れるとかどこの漫画やねん！」
俺からしたらあんた達の存在がどこの漫画やねん、だよ。

真鳥「悪いなぁ、説明せんままここ連れてきて。」
末澤「あの…どちら様ですか？」
真鳥「ん？あぁ、名乗ってなかったな。俺林真鳥。この世界7年目やから、まぁ、プロフェッショナルみたいなもん？よろしくー」

藤原「俺は藤原丈一郎！多分、20歳！丈って呼んで。ちびっ子くん♪」
今江「……」
藤原「…おい、今江。」
今江「…………今江、大地です。」
藤原「悪いなぁ、こいつえげつないくらいの人見知りでさぁ。で、ちびっ子くんの名前は？」
末澤「……そのちびっ子くん、ってやめてもらえます？」
藤原「じゃあ名前教えてや。……ちびっ子くん♪」
末澤「末澤誠也…21です」

藤原「えっ、年上！？」
真鳥「残念やな。相変わらずお前の最年少は変わらへんかったな。」
藤原「いや、今江は同い年やし！何ならこいつの方が幼いし！」
今江「……ごめん」
真鳥「ほんで、まぁええわ、末澤くん？末でええや。末、何から聞きたい？」
末澤「何から、って……聞きたい事は大量にあるんですけど。」

真鳥「えー、うーん…あ、君ニュースとか見てる？」
末澤「えっ、あぁ、まぁ、はい。」
真鳥「夢現病って知ってる？」
末澤「はい、知ってます。なんか、夢に入ったまま目を覚まさなくなるってやつですよね？」
真鳥「うん、俺ら、それ。」
末澤「……は！？」
真鳥「要するによ、ここがその夢世界ってわけ、俺らは現実では夢現病患者ってわけよ」

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