喧嘩なんてできるわけがなかった ページ6
「類先輩なんでそんなに美しすぎるんですか?!?」
「…………ん?」
「類先輩なんでそんなにかっこいいんですか?!」
「………あれ?」
「類先輩なんでそんなに身長高いんですか?! なんでそんなに頭がよろしいのでございますか、なんでそんなに───」
「はいストップ」
今私達は2人で屋上にいます。
寧々ちゃんと司先輩は購買に行っているらしいです。
でも、2人は購買と違う方向に行ったと思うんだけど……。ま、類先輩がいるからいいかな!!!!
寧々ちゃんの可愛さに触れられないのは寂しいし、司先輩の元気いっぱいなツッコみが聞けないのはつまらないかもしれないけど!?
で、私は今類先輩の素敵な手で口を塞がれています。
ん? 類先輩の手って甘いのかな。甘そうだな。舐めてもいいという意思表示ですか?
いただきますしていいんですか? お? お?
「えっと……。いきなりどうしたんだい?」
「『類先輩を罵倒して怒らせてください』って書いてあったので」
「そのメモ一体どこから出したんだい?」
類先輩を罵倒するなんて……。
そもそもこれって喧嘩しろってことだよね無理。
だって、そもそも類先輩って悪いところある?
高身長、イケメン、美しい、頭がいい、綺麗な黄色の瞳、さらさらな紫色の髪、細長く美しい手………
あれ? 本当にある?
こんなに完璧な人に欠点なんてないじゃん?
その中で罵倒しろ? 無理。
「類先輩に怒られてみたい」
「それを僕に言うのかい?」
「ちょっと怒ってみてください!!!」
あれ、類先輩笑みを浮かべているけど少し困ってる?
下がった眉もうつかわです。(美しいと可愛いの略)
「何もされていないのに怒る理由もないからね。それに、怒ってしまったら君は笑顔にならないと思うのだけれど?」
「私は類先輩がお隣にいる時は必ず笑顔です」
「それは嬉しいのだけれどね」
類先輩顎に手を当て考えてしまった。
考える人が類先輩だったら私借金してでも買いますが。
「A君」
「あ、はい。なんでしょ………か?」
あれ、なんで私今……類先輩に押し倒されてるの?!?!?!
えっ?!?????? ななななななななななな＞℃♡〈＄·〉_−·＄＞℃♡&＄☆#@!!!!!!!!!!
「Aは俺を怒らせて何をしたいのかな?」(黒笑)
……………………死にました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
