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放課後になり私は教室で鞄に教科書などを詰めていると、寧々ちゃんが今日は用事があるから先に帰ると言って教室を出ていってしまった。
多分ショーの練習に間に合わせるためだろうな。
「にしても……。類先輩の誕生花……、まるで類先輩の為の花言葉だと思うのに。寧々ちゃんはどうしたんだろう……」
また雑誌を開いて類先輩の誕生花が載っているところに手を置いた。
類先輩は昔、どんな人だったんだろう。
「……仲間意識や家族愛が強い。そして、人当たりが柔らかく誰からも好かれるだろう………。まるで類先輩みたいな────」
「なるほど。だから寧々はあのような反応をしていたんだね」
「わっほーーーーーい?!?!??!?!」
びびびっくりしたぁぁぁあああああ!!!!
えっ、なんで類先輩が私の教室に!?
「ななななななんで?! いつの間にここに!?」
「集中しているようだったからね。話しかけるのは迷惑だったかと思ったのだよ。それより、また誕生花についてみていたんだね」
雑誌を指さしながら類先輩はそう問いかけた。
優しそうな微笑みの中に、何か……隠されている感情があるような……。
「類先輩は今寂しいですか?」
「…………え?」
私の言葉に類先輩は首を傾げた。あっあっ、待って待って可愛い(真顔)
「あの、なんか……、いつもの美しく可憐で優しい微笑みとは少し違う気がしまして……」
「どこが違うんだい?」
「なんか……、美しく可憐で優しいの中に儚さが入っているような??」
あれ、自分でも何言ってかわかんなくなってきたぞ。だって、類先輩はいつもと違う微笑みでもかっこいいことには変わりないし。
でも、なんか……。このままだと類先輩が消えてしまうような……。
そんな気がした。
「あの、類先輩!!!」
「ん? どうしたのA君」
「私は類先輩の虜です!!!!!」
「…………ん?」
再度類先輩は微笑みながら首を傾げる。いやいやだから待って可愛いから待って死ぬ。
「私はどんな類先輩も好きで、できることなら一日中ずっと一緒にいたいくらいで、類先輩が居ない人生なんて考えられなくて……」
私の言葉を類先輩は静かに聞いてくれる。
「だから……だからあの……き、消えないでください!!!!ずっと、私と一緒にいて欲しいです!!……で……出来れば……//////」
ああぁぁああああ。何を言っているんだ私。今すごく恥ずかしいことを口にしたよ!!
穴があったら埋まりたい!!!!
類先輩固まっちゃったよ!!ごめんなさいご迷惑ですよね!!!
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
