類先輩に包まれているみたいでヤヴァイ(リクエスト) ページ31
Aside
「類先輩に包まれて死にそうです!!」
「僕自身で包んでいる訳では無いけれどね」
今私は類先輩の部屋にお邪魔しています死にそう。
先輩らしい部屋というか、本棚が沢山あり色んな所に類先輩が作ったであろうロボットがある。
「散らかっていてごめんね。直ぐに準備するから」
「類先輩に包まれているみたいです」
「……そうかい。それなら良かったよ」
あれ、類先輩少し適当になってませんか?
なぜ私が類先輩の部屋に来ることになったのか。
それは私の頭が絶望的だったからです。
────遡ること今日のお昼休み
屋上でいつものように4人でお昼ご飯を食べている時。
「そういえば司君。君はテストは大丈夫そうなのかい?」
「問題なぁい!!!! 俺はスターになる男だからな!! 勉強も一切手を抜いてはいない!!!」
「手を抜いていなくても前回危なかったんじゃないの?」
寧々ちゃんの言葉に司先輩固まっちゃった。
そっか、司先輩も頭良い訳では無いんだ。ふふふふふふふふふ可愛いなぁぐふふ。
「何ニヤついてんの。ニヤつけるほどあんたも余裕じゃないでしょ。前回のテスト赤点ギリギリだったじゃん」
その言葉に今度は私が固まってしまった。
寧々ちゃん、それは禁句だぜ………マイフレンドよ……。
「おやおや、A君も危ないのかい?」
「類先輩の彼女として不甲斐なし!!!! 類先輩についてのテストだったら100点取れる自信あるのに……」
「そんなテストあるわけないだろぉ!!!」
うぅ。類先輩についてだったら徹夜してでも勉強して満点取るのになぁ。
なんだよ歴史とか数学とか国語とか……。
将来使うのかよ。私はそれよりお嫁さん修行したいよ。
類先輩の隣に立っても恥ずかしくない素敵で上品な女性になるため日々努力したいよ。
「でも、Aって音楽と家庭科だけは満点近いよね」
「それはすごいね。得意なのかい?」
類先輩が私の方を見て問いかけてくれた。
「音楽は元々好きなのもありまして// 家庭科は類先輩のお嫁さんになるため日々努力しておりですね!!!! 類先輩のお嫁さんになるにはやはりまず野菜を食べてもらうための努力と効率よく作業をし無駄をなくし類先輩にはショーにだけ集中を───」
「Aそれぐらいにして」
「はい」
「と……とりあえず勉強し始めないダメという話だな」
「そうだね。それでは今日の放課後にでも勉強会でもしてみるかい?」
類先輩の素敵なお申し出に私は速攻頷くが、他の2人が少し困り顔に……えっ?
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
