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Aside
「あの………類先輩」
「どうしたんだいA君」
「先輩と手を繋げて私ものすごく幸せで、先輩の細長く綺麗ですべすべな肌を感じとっているのですが……」
「ですが?」
「なぜ私は類先輩の顔を見ることが出来ないのでしょうか?!?!?!」
はい。
私は今目隠しをされて類先輩が引っ張ってくれている状態です。
何なんでしょうか。ものすごく幸せで怖いです。
「もう少しで分かると思うよ。あ、段差あるから気をつけ……」
「わっ!!!」
案の定転びました!!!! 先輩の前で鼻血だけはやめて!!
「おっと。危なかったね。大丈夫かい?」
「………いろんな意味で大丈夫じゃないです」
神様ありがとうございます。今私、類先輩に抱きしめられています!!!!
「それじゃ行こうか」
「あっ、はい」
あと1時間くらい同じ体制でも良かったんだけどなぁ。
それに、今日なぜいきなり呼び出され目隠しをされ変更されているのだろうか。
今日何かあったっけ?
………………あ、今日私の誕生日だ。
…………今は関係ないか。類先輩達は私の誕生日知らないし。
一体どこに……。
「車に乗るよ」
「えっ、車?」
そういうと類先輩は立ち止まった。と思うので私も同じく立ち止まると確かにドアが開く音が聞こえる。
すると、私は急な浮遊感を感じた。
「………えっ?////」
「それじゃ、お願いします」
類先輩がそういうと車が動き出した………って、るるるるるい先輩?! 今なぜ私をお姫様抱っこ!?
「ふふっ。この後の反応が楽しみだねA君」
「反応?」
一体なんの話しだろうか。
というか、私は一体どこに向かってるの?!
類先輩と一緒なら地獄の果まで行きますけれどね?!?
そこからは類先輩と目隠しをしながら会話していました寂しい。顔を……、いつもの美しく綺麗な顔を見せてください……。
「着いたみたいだね」
「着いた?」
ドアが開く音がして、私は類先輩に手を引かれるまま車をおりた。
そしてやっと目隠しは外された。
いきなりの光に目をつぶってしまったが、周りから元気いっぱいの声が沢山聞こえ、私は恐る恐る目を開けた。
目の前に広がっていた光景はおそらく、今後一切忘れることが出来ないだろう。
だって────
「るるるるるるるい先輩のタキシード!!!!!!」
「そっちではないだろう!!!!」
司先輩のツッコミが綺麗に決まりました!!!
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桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
