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 視点 なし


パンダ
「 " 帳 " が下りてる!! 」


パンダ
「 悟の勘が当たったのか!?? 」





パンダ
「 俺が " 帳 " を破る!!
 あとは最短(・・)でいくぞ!! 」


狗巻
「 明太子!! 」










夏油
「 !おっと、誰かが " 帳 " に穴を開けたな 」


夏油
「 何事もそう思い通りにはいかないもんだね。 」


夏油
「 侵入地点からここまで五分ってとこか、
 無視するべきか片付けるべきか ____ 迷うね。 」



 その時、何かが壁をぶち破り夏油の前に姿を見せた。

 パンダだ。
 
 どうやら全ての壁を破り最短で来たらしい。


夏油
「 やるね 」


パンダ
「 !! 」


 パンダの視界にはぐちゃぐちゃになった禪院の姿が映った。


夏油
「 余所見 」


 呪霊だけを操り自分は戦わない、というわけではなく、
 夏油は体術もいけるクチらしい。


パンダ
「 棘!!! 」


 その時、壁を乗り越えて狗巻が姿をみせた。


夏油
「 ! 」


 パンダが夏油の足を掴んだ。





狗巻
「 " 堕ちろ " 」





 夏油を中心に重力がのしかかった。



 だが夏油は特級で狗巻は二級、
 
 狗巻が喉にダメージを負うのは当然である。


パンダ
「 棘!!大丈夫か!? 」


狗巻
「 い゛…ぐら゛ 」


パンダ
「 あぁ、まずは真希 ____ 」


夏油
「 ____ 」


 呪言で開いた穴から出てきた夏油はにやりと笑い、
 パンダと狗巻を捉えた。










 ズンッ、と大きな音が響き高専を揺らす。


乙骨
「 わっ、また地震? 」


乙骨
「 何が起きてるんだろ 」










夏油
「 素晴らしい!!素晴らしいよ!!! 」


夏油
「 私は今!!猛烈に感動している!!! 」


夏油
「 乙骨を助けに馳せ参じたのだろう!!? 」


夏油
「 呪術師が呪術師を、自己を犠牲にしてまで、
 慈しみ!!敬う!! 」


夏油
「 私の望む世界が、今目の前にある!!! 」










乙骨
「 ____ 真希さん? 」





夏油
「 本当はね君にも生きていてほしいんだ、乙骨 」


夏油
「 でも全ては呪術界の未来のためだ 」


乙骨
「 … 」


乙骨
「 パンダくん… 」


狗巻
「 ゆ゛ぅ゛だ… 」


乙骨
「 ! 」


乙骨
「 狗巻くん!! 」


狗巻
「 逃…げろ 」





 記録 ____ 二〇一七年十二月二十四日





乙骨
「 来い!!! " 里香 " !!!! 」




 
 特級過呪怨霊折本里香 二度目の完全顕現





夏油
「 君を殺す 」


乙骨
「 ブッ殺してやる 」

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年3月25日 20時

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