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A 視点
道場 ____
屋内道場に到着、
畳が一面の部屋にポツン、と可哀想に花とメモ帳が残されていた。
A
( …えぇ…、また花とメモ帳…? )
A
( 『 食堂に来るように! 』 )
次のメモ帳にはおにぎりとパンダのイラストが描かれていた。
A
( …書いたの棘とパンダだな…。 )
A
( 食堂か…、 )
食堂に行く途中で、家入さんに会った。
A
「 あ、こんにちは家入さん 」
家入
「 やぁ、西園寺
面白いことをしているな。 」
A
「 あぁ、はい… ( 笑 )
でも何やってるかさっぱりで…、 」
家入
「 …そうか、まぁ
A
「 ?はい…、 」
家入さんはクスッと笑って歩いて行った。
A
( " 楽しめ " ?…今日何があるんだろ…、、 )
手には白い花が三本とメモ帳三枚、
食堂の入り口はいつもドアが開いているのだが、
今日は閉まっていた。
A
「 …! ( 憂太たち一年の呪力がする…。 ) 」
ドアの前にはメモ帳がテープで固定してあった。
A
( 『 ノックしてね! 』 )
A
「 … 」
一呼吸置いてコンコンと二回ノックする。
A
「 …? 」
ドアの向こう側からドタバタと音が聞こえる。
A
「 …あ、開けるよ…? 」
中から棘の 「 しゃけ! 」 という肯定の返事が聞こえた。
キィ、と音を立ててドアを開けた瞬間、パン!と音が鳴る。
A
「 !? 」
禪院
「 せーの 」
禪院、パンダ
「
狗巻
「 ツナマヨ!高菜! 」
乙骨
「 た、誕生日おめでとうございます、A先輩! 」
A
「 え、 」
素っ頓狂な声が出た。
パン、という音はどうやらクラッカーの音で
辺りには紙吹雪が舞っている。
禪院
「 十二月十九日、今日はAの誕生日だろ? 」
乙骨
「 五条先生から聞きました 」
A
「 …今日、俺の誕生日…だったわ、 」
「 忘れてた 」 と言うと、一年ズから驚きの声が上がった。
禪院
「 忙しいと自分の誕生日も忘れるのか、、 」
パンダ
「 いや、お疲れだなA… 」
狗巻
「 しゃけ 」
乙骨
「 先輩は取り敢えず、座って下さい! 」
A
「 え、あ、うんっ…! 」
憂太と棘に背中を押されて、食堂の椅子を引いて座った。
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作者名:珀 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時:2024年3月25日 20時