検索窓
今日:53 hit、昨日:54 hit、合計:10,835 hit

 _ ページ32

 視点 なし


 夏油は乙骨の手を握り、話し始める。


夏油
「 君はとても素晴らしい力を持っているね 」


夏油
「 私はね、大いなる力は大いなる目的の為に
 使うべきだと考える。 」


乙骨
「 ? 」


夏油
「 今の世界に疑問はないかい? 」


夏油
「 一般社会の秩序を守る為、呪術師が暗躍する世界さ、 」


夏油
「 つまりね強者が弱者に適応する矛盾が成立してしまっているんだ。 」


夏油
「 なんって嘆かわしい!! 」


 と夏油は乙骨と肩を組む。


乙骨
「 はぁ… 」


夏油
「 万物の霊長が自ら進化の歩みを止めてるわけさ
 ナンセンス!! 」


夏油
「 そろそろ人類も生存戦略を見直すべきだよ。 」


夏油
「 だからね君にも手伝ってほしいわけ、 」


乙骨
「 ?何をですか? 」










夏油
「 非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界をつくるんだ。 」










禪院
( 何… )


パンダ
( 言ってんだ? )


狗巻
「 … 」











「 僕の生徒にイカレた思想を吹き込まないでもらおうか。 」


夏油
「 悟ー!!久しいねー!! 」


五条
「 まずその子たちから離れろ、傑 」


 五条、夜蛾の後ろに続々と高専関係者である術師が続く。


夏油
「 今年の一年は粒揃いと聞いたが…
 成程、君の受け持ちか、 」










夏油
「 特級被呪者 」





乙骨
「 … 」





夏油
「 突然変異呪骸 」





パンダ
「 … 」





夏油
「 呪言師の末裔 」





狗巻
「 … 」





夏油
「 ____ そして、 」










夏油
「 禪院家のおちこぼれ(・・・・・)


禪院
「 テメェ 」


夏油
「 発言には気をつけろ 」


夏油
「 君のような猿は私の世界にはいらないんだから 」


 夏油は冷たい視線を禪院に向けた。





 その時、乙骨が肩を組んでいた夏油の腕を振り解いた。


夏油
「 ! 」


乙骨
「 ごめんなさい 」


乙骨
「 夏油さんが言ってることはまだよく分かりません、けど 」


乙骨
「 友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない!! 」


夏油
「 すまない、君を不快にさせるつもりはなかった。 」


 五条が乙骨と夏油の間に割り込んだ。


五条
「 じゃあ一体、どういうつもりでここに来た。 」


夏油
「 宣戦布告さ 」


夏油
「 お集まりの皆々様!!
 耳の穴かっぽじってよーく聞いて頂こう!!! 」


 夏油が集まった術師に叫ぶ。

 _→←拝啓 呪術界を揺らがす呪詛師のアナタへ



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
170人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年3月25日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。