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 乙骨 視点


 西園寺先輩と合同任務を言われてから一日が経った。


五条
「 おっはよ〜!グレイトティーチャー五条だよ〜! 」


禪院
「 何で朝からあんなテンションできんだよ… 」


狗巻
「 しゃけ… 」


パンダ
「 まぁ、悟はそういう奴だからなぁ 」


乙骨
「 はは… 」


五条
「 憂太!もうAから聞いたと思うけど、
 今日はAと一緒に任務に行ってもらうよ! 」


 そう言うと真希さんたち三人が驚いたようにこちらを見る。


乙骨
「 ど、どうしたの皆…? 」


禪院
「 いやいや、Aと合同任務って…結構珍しいぞ!? 」


狗巻
「 ツナツナ!! 」


パンダ
「 だな 」


乙骨
「 え…え? 」


五条
「 うーん…Aはね、
 今まで殆ど合同任務をすることはないんだ 」


五条
「 術師によっては一人で任務やった方が
 効率的っていう人もいるんだよね 」


五条
「 僕とかもそうだけど 」


乙骨
「 そんな先輩がなんで僕と… 」


五条
「 僕が入れました ☆ 」


禪院
「 …はぁ… 」


狗巻
「 おかか… 」


パンダ
「 … 」


乙骨
「 え…え!? 」


五条
「 まぁまぁ、Aも楽しみにしてたっぽいし、
 前も言ったけど呪術は多種多様、学んでくると良いよ。 」


乙骨
「 分かりました…! 」


 と、その時教室のドアがガラガラと()いた。


乙骨
「 !西園寺先輩…、 」


A
「 や、乙骨くんおはよ、
 真希も棘もパンダもおはよー! 」


禪院
「 おう、はよA 」


狗巻
「 しゃけ! 」


パンダ
「 はよA 」


乙骨
「 おはようございます、西園寺先輩… 」


五条
「 僕への挨拶ないの?A 」


A
「 あー…忘れてましたー… 」


五条
「 え、棒読み?え、A? 」


A
「 さてさて…乙骨くん、任務について説明したいから
 ごめんけど来てくれる? 」


乙骨
「 あ、はい…! 」


 僕は刀の入った竹刀袋を持ち、
 真希さんたちに手を振って先輩の後を追った。


五条
「 気張ってね〜! 」


乙骨
「 はいっ…! 」










 先輩は高専の資料室へと入って行った。


A
「 これ今日の任務だよ、軽く目を通して 」


乙骨
「 はい…! 」


 先輩から開かれたファイルを渡される。


乙骨
「 … 」










 記録 ____


 ◾️県◾️市にある心霊トンネルにて
 男女四人の中学生グループが行方不明

 それを担当した二級術師二人、一級術師一人が失踪

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年3月25日 20時

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