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五条 視点
上層部
「 …乙骨の秘匿死刑は
五条
「 そうなれば、私が乙骨側につくことも忘れずに 」
五条
「 …ったく、野暮な年寄り共め…。
あぁはなりたくないね、…気をつけよ。 」
白い包帯を目に被せるように巻く。
五条
「 若人から青春を取り上げるなんて
許されてないんだよ ___ 」
五条
「
A 視点
五条
「 …やぁやぁ皆、調子はどうだい? 」
A
「 …五条先生、 」
恐らく上層部の所へ行ってきたであろう五条先生が帰ってきた。
乙骨
「 あっ、えーと… 」
と、乙骨くんが口を開いた瞬間、
真希の持っていた棍が頬に当たった。
A
「 … ( 苦笑 ) 」
禪院
「 余所見してんじゃねぇよ。 」
乙骨
「 はい。 」
禪院
「 さっさと構えろハゲ。 」
乙骨
「 はい…。 」
A
( ハゲ… 笑 )
禪院
「 …私から一本とるんだろ。 」
乙骨
「 ___ はい!! 」
乙骨くんは竹刀を真希に向けて構える。
五条
「 Aはどう?なんかやってる? 」
A
「 …俺の出る幕はないですよ。
真希たちがしっかりやってくれてるんで、 」
五条
「 そっか、でもAから見てもアドバイス沢山あるでしょ? 」
A
「 そりゃあね。 」
A
「 …っていうかなんで乙骨くんは竹刀なんですか?
体術ならば必要ないでしょ。 」
五条
「 ん?僕が決めたの。
" 里香 " の呪力は刀に込めてやった方が使える。 」
A
「 へー、 」
五条
「 刀ならば、Aも同じだから教えやすいでしょ。 」
A
「 そうですね。 」
視点 なし
五条
「 折本里香程の大きな呪いを祓うのはほぼ不可能、
だが “ 解く " となれば話は別だ。 」
五条
「 何千何万もの呪力の結び目を読み、
一つずつほどいていく、 」
五条
「 呪われている君本人にしかできないやり方だ。 」
乙骨
「 …具体的にどうすれば… 」
五条
「
そう言って五条は乙骨にあるモノを投げた。
乙骨
「 っわ、…刀…!! 」
五条
「 呪いは物に憑いてる時が一番安定するからね。 」
五条
「 君は
五条
「 パイプはできてるんだ。 」
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作者名:珀 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時:2024年3月25日 20時