04 過ぎ去る時間を思い出に ページ45
いきなり坊主の姿を見せると 驚いてしまうからと 前々から断髪の時は一緒に連れ行くと決めていた長男
兵役制度が無い国で育ち 誰も送り出した経験の無い君は 誰よりも動揺するだろう
そして 何よりも怪我や病気をする姿が嫌いな君は 行かないでと泣いてしまうかもしれない
はたまた
ギョンスの坊主頭を撫でるのが好きだった君は もしかしたら長男も映画にでも出演するのだろうと考えるかもしれないと 令状が届いて この令状の意味を教え、除隊までのカレンダーを作り 手紙や連絡、面会の頻度をメンバー達と相談
そして リーダーは呪文のように歴史を教え、それに付き合わされるチャンベクとマンネ組は 当の君よりもうんざりした顔をしていた
日本でのコンサート活動も終わり 入隊前のファンとの思い出づくりにと始めた動画の撮影もひと段落
XM「髪の毛 ジョリジョリしに行くよ ^^」
BH「有織も切るの !?」
CY「え、! 有織に坊主は…ㅠㅠㅠㅠㅠ」
XM「いや、有織は連れて行くだけだって」
CH「有織の前髪結ぶの大好きなミニヒョンが切る訳ないじゃん」
. . . . . . . . . . ｶﾞﾁｬ
『ただいま〜 !!』
KI「おk… ちょギョンスヒョン !!」
DO「うるs... 」
帰ってきた君を始めて見るな否や 固まってしまうメンバーを見て 君と長男は やったりと顔を見合わせて笑い
坊主も似合ってしまう長男より 君への反応が大きいので 玄関のドアの音が聞こえるたびに 君に驚かせるように仕込み、反応を楽しむ 先に驚いたメンバー達
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作者名：Ao_isora | 作成日時：2019年3月22日 14時
