何故か世界一の名探偵に溺愛されてるんですが

2択が合わない人は嫌です ページ6

『あの…これは…』

探偵社と同じビルにある1階のうずまき

ご飯を食べていたら大勢来た

な｢さぁ！今日こそ乱歩さんとの関係を聞かせて貰いますわ！｣

『関係って…見ての通りだよ…別に』

谷｢乱歩さんってAさんにすごく甘いですし距離がみんなより近いですよね｣

敦｢確かに…異常な程に執着凄いですよね｣

あはは…と気まずそうに笑う東西のヘタレ組

鏡｢彼…凄くAのことが好きだと思った｣

な｢そうですよ！気持ちぐらいは答えてあげてもいいと思いますわよ！｣

太｢うふふ…何をそんなに隠してるんだい？｣

『……言わないです』

私は目の前にあるアイスコーヒーに口をつけ言う

敦｢あ、でも、不思議ですよ。乱歩さんは超推理があるからすぐに分かりそうなのに｣

谷｢それ、僕も思った。意外だよね｣

『それはないよ。乱歩さんはそんなことしない。あの人は人の心の中を無理やり除くなんてことしないから』

はっきりと言った言葉にみんなはニヤニヤとしていた

太｢マウントってやつかい？私は乱歩さんのことならなんでも知ってるみたいな｣

からかったようにいう太宰さんを睨みため息をつく

鏡｢それで、結局どうしてなの？｣

『…猫より犬の方が可愛いって言うから』

敦｢はい？｣

谷｢え？｣

『だって、犬派なんだよ？乱歩さん。信じられない。どう考えても猫の方が可愛いに決まってます』

太｢えーっと？｣

私の言葉にポカンとするみんな

『将来は猫を飼いたいんです。だから犬派の乱歩さんとはあいません』

な｢で、でも…乱歩さんならAさんが猫飼いたいって言ったら喜んでいいよって言うんじゃないんですの？｣

鏡｢分からない、あの人猫にも嫉妬するかもしれない｣

『そういう問題じゃないんです！猫に嫉妬してもしなくても猫好きじゃない人とは付き合えません』

その言葉に谷崎くんは代表して声を上げる

谷｢えっと…つまり乱歩さんが犬派だから付き合わないってことですか？｣

『悪い？』

敦｢そんなことで…｣

『そんなことじゃない。私にとっては重大なことなの』

『それに乱歩さんはきのこよりたけのこ派なんです！』

私の言葉に困惑してるのがわかる

谷｢えぇ…両方美味しいと思いますけど…｣

な｢私はきのこ派ですけど確かにどっちも美味しいですわ｣

敦｢僕はたけのこの方が好きだなぁ…でもきのこも美味しいし…｣

鏡｢あの人だって両方好きだと思う｣

『炊き込みご飯には絶対きのこです！』

太｢まさかのリアルの方だったの！？｣

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