少食ころん ページ45
『あ、』
なんと、ころんに出会った
「ちょっと、そこ、僕のお気に入りの場所なんだけど」
『いや、知りませんけど』
「大体、いつも、食堂で食べてんじゃん」
『そう言えば、思い出したけど、お前も、いつも食堂で食べてるよね?何、常連みたいな雰囲気出してんの?』
「食堂行く前は、ここで食べてたし!」
『でも、今は、食べてないんだよね?なら、いいじゃん』
「よくない!!!」
と、めっちゃ噛み付いてくるころん
めんどくさいので、素直に、立って、席を譲ると
「え…」
『え?』
意外…という顔を、しているころん
え?何?譲らないとでも思ってたの?
そんなに鉄血な人に思われてんの?
「ま、まぁ?隣、いいけど?」
と、ベンチに座った後、ちょっと隙間を開けて、照れながら言うので、なんかムカついて
『いや、あんたの隣に座るなら、めんどくさい女の愚痴聞いてた方がましなんだけど』
「何その例え!!僕の隣に座るのくっそ嫌じゃん!」
と、一気に怒り出したので、それを見ながら、ラスクを頬張る
「は?なんで、ラスクなんか食ってんの?貧乏なの?金ないの?」
『悪いの?え?悪いの?無料なの食うの悪いの?え?え?』
「そこまで言ってないんだけど!」
そう言うと、めっちゃ不機嫌になって、あいつは白い袋から、ちっさいチョコとか、ちっさい飴とかを取り出した
『お前の昼食それ?』
「は??悪い!?」
『い、言ってないけど…』
ダイエット中?でもそれなら、太る甘いものとかとらないはずだし…こいつ、ダイエットとかしないだろ
てか、する必要ないし
そのまま、チョコとか飴とか開けて、もぐもぐしだしたので、なんか可哀想になって、ラスクを3個くらいあげて、その場を去った
本当は、一緒に食べたかったけど、今は、面倒な噂も流れてるし、これ以上酷くなるのも嫌だから
避けた
「あ、ほらあいつよ(小声)」
「こいつが?ありえない(小声)」
「大して可愛くないじゃない(小声)」
ほらね、声が聞こえてくる
はぁ…と思いながら、私は自分の教室を目指した
すると、ふと目に止まった、ポスター
生徒会選挙
あぁ、そうだ、来週に生徒会選挙があるんだ
まぁ、私には関係ないけどね
そういう面倒な仕事にはつかないし
目立ちたくもないし
448人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時