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垣間見える組長 ページ5

見くびってた…ジェル先輩のエンターテイナー性を見くびってた…こいつ人間じゃねぇ…!
どこの世界に、普通の人間で壁登るやつがいんだよ!
なーくん達のことが、心配で自分じゃあバレるだろうし…(前科あり)
代わりにジェル先輩に向かわせたらこの始末だよ!

まぁ、もうジェル先輩はそういう人なんだ…と思って、重大なさとみくんについて迫る

『それで…あの、さとみくんの件なんですけど…』

「あ、そうだよ!俺、それが聞きたかったんだ!」

『うん、後でゆっくり説明してあげるから、とりあえず…』

「俺、若干離れてたからよく聞き取れなかったんだけど、なんの話してたの?」

『うん、だからね?後で…』

「さとみくんどうなっちゃうの?」

『話聞けよゴラァ!後で説明するっつってんだろ!』

「ひぇぇぇ…なーくん助けてぇ…」

「ジェルくんが悪い(キッパリ)」

「え、いくらで買収されたんすか!?組長!?」

「組長言うんじゃねぇよ、落とされたいの?(*^^*)」

と、ジェルくんの首元を掴んで、顔を柵に突きつける

「『ひぇぇぇぇ』」

まぁ、茶番は置いといて、今とにかく事情を知りたくて知りたくて仕方がないジェル先輩に、説明してあげた

「なるほど…大変だねぇ…」

『てことで、私達が関わっていいのかわかんないし、とりあえず本人の意志を聞こうと思って、なーくんどうだった?』

「うん…それなんだけどね…本人は遠回しに関わってくんな、って言ってる」

『まじかー…』

「だけど関わる」

『「え?」』

諦めようか、そう思った時なーくんは、キッパリとした声で、言い放った
思わず、ジェル先輩同様、思考停止してしまった

「さとみくんは、昔から不器用なんだよなぁ…まぁ、それで言ったら、ほぼ全員なんだけどね、皆重要なことは何一つ話してくれない…でもね、何年の付き合いだと思ってんの、助けて欲しいって顔ぐらい分かるよ」

と、なーくんは立ち上がって、決めた、かっこいい…と思ったら、何故か

ドスン

転けた


余りの唐突さに、本日2度目の思考停止に陥りそうになった

「おーっと!な組の組長!決めたと思ったら、転けたー!なんという事だ!これはかっこよく決める場面ではないのかー!?」

『これは大きな減点!現在、組長最下位です!さぁ、ここから逆転いけるか!?』

ジェル先輩のノリに乗った、乗るしかないっしょこのビッグウェーブに
と思ったら、なーくんは、むくりと起き上がり
私たちの服を掴んだ

あっ…(察し)

掃除屋るぅとくん→←壁登り



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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時

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