ななもりまじっく ページ27
「…!何してるのよ!警備員!!!」
美咲ちゃんと言い争ってる時は気づかなかったが、周りの結婚式に参加してる人達は、全員警備員によって縄で縛られていた
もちろん、美咲ちゃん達の家族も
だが、その肝心の警備員はビクとも動かない
なぜ?前まで、恐ろしいくらい私達を襲ってきたのに…
そう考えていると、結婚式上の扉が、バンッ!と開かれた
「「「「「Aちゃん/先輩/さん!!!」」」」」
そう言って、駆け出してきたのは、ジェル先輩、なーくん、莉犬くん、るぅとくん、ころんだった
あれ、お前ら警備員に連れていかれたんじゃ…?
と思ったら、その警備員達は、静かに結婚式場に入ってきたが、私たちの元には決して近づいてこなかった
「なんで警備員が…」
それだけで意図を汲み取ったのか、なーくんは
にっこりと微笑み
「ななもりまじっくだよ?」
『ななもりまじっく(金の力)?』
「うん、ななもりまじっく(権力)だよ」
「いや、ななもりまじっく(威圧)まじパネェす」
なーくんは何かを感じ取ったのか、私の質問に答えたジェル先輩ところんの頭を叩いた
「ななもりまじっくはななもりまじっくだから、失礼なこと考えたやつ今から腹切ろ」
「「冗談です」」
と、2人とも真面目な顔で謝罪したので、なんだかこんな状況でも変わらないなー、と思って一瞬痛みも忘れて笑った
『いたっ…』
笑ったら先程、美咲ちゃんに引っぱたかれた頬が傷んだ、あれ、腫れてる…?
「大丈夫ですか!?酷く腫れてる…というか、この腕の血は…」
「あの…よく見たらここら辺血だらけじゃない…?」
『あ、ごめんなさい、私の血です』
と、私がサラッと言うと、るぅとくんと莉犬くんは分かりやすくピシッと固まり、ころんはヒェッ!と、一言悲鳴が出てなーくんは、辺りを見回し口を手で押えて、ジェルくんは一瞬顔が青ざめたが、周りを見て
「えっと…Aちゃんの血がた、沢山…な、舐めたいなぁ…」
『いやあの、雰囲気明るくしようとした努力は認めますが、シンプルにきしょいし、自分でも言ってて言葉のチョイス間違えたと思いません?』
「ほんと穴があったら入りたい」
すると、私たちの後ろから、女の子の怖がった声が聞こえた
「きゃっ…!さ、さとみ…くん…?」
さとみくんが美咲ちゃんの胸倉を掴んでいた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
途中から、さとみくんと美咲ちゃん空気だと思うじゃん?みんなが来て設定上3分しか経ってないので、空気ではないです(言い訳)
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あんな/ヨゾラ。(プロフ) - ベジタリアンマジ草。初めて見たとき吹きましたw センスの塊w (2020年6月16日 12時) (レス) id: 0fbbe5f873 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - 音兎さん» コメントありがとうございます!続編、祝って頂きありがとうございます!そうですね(暗黒微笑) (2019年12月27日 1時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
音兎 - 続編おめえぇぇぇ((殴 三葉マジでしばき倒したいわぁ(黒笑) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 7e3a6520ef (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - わたぐもちゃん@推しが尊い連盟さん» コメントありがとうございます!全然、大歓迎です!とっても嬉しいです!今頃、どうしてますかねぇ( ¯▽¯ ) (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - りぃ@天使様さん» コメントありがとうございます!ぜんぜんいいですよ!捌いちゃってください! (2019年12月15日 21時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年8月22日 2時