プチいざこざ ページ37
「つまり、ジェルくん親衛隊の隊長によってつけられた傷だと、また今後もつけられる可能性があると」
『ま、まぁ、そういうことです』
「ジェルくんに言おう」
『あー!!待って!!!!』
鞄を持って、部屋を出ようとする、るぅとくんを止めた
「何ですか」
『お、お願いだから、ジェル先輩には黙っててくれない…?』
「理由は?」
『わ、私、ジェル先輩のストーカーを割り出す…?というか、情報を集めるためにわざわざ、恋人のフリをしてるの、ここでジェル先輩に言っちゃったら、絶対ジェル先輩恋人のフリ、やめちゃうから…』
「それでいいじゃないですか」
『…え?』
「ジェルくんに言って、それでジェルくんが恋人のフリをやめて、そうすれば、先輩には被害が及ばないじゃないですか」
『そ、そういうことじゃないの…私は、ジェル先輩の…』
「自分のこと大事にしてくださいよ!何でも、ジェル先輩、ジェル先輩、意味がわからないです!前だって…!!」
『前…?』
「…っ!なんでもないです!」
と言って、るぅとくんは、鞄を持って出ていってしまった。
しまった、追いかけないと…
『るぅとくん!』
家の構図が分からなくて、迷っていたら、るぅとくんの、母に出会い、色々疑われたものの、説明したら、納得してくれたので、玄関を教えてもらい、急いで玄関から出て、るぅとくんを追いかけた
「先輩…」
るぅとくんも、こちらに気づいたようで、気まずい顔をするも、何故か走った
『えっ、ちょ!?』
さぁ、ここで思い出してほしい、普通の主人公ならこんなの数分もすれば、追いつけると思うが、生憎、私は運動音痴だ…さて、るぅとくんに追いつくのに何分かかったでしょう!
ちくたくちくたく
チーン!正解は…?
ズデーン!
『る、るぅとくん…?』
るぅとくんが、転んで、私が走らずに済み、約1分もかからずに追いつけた、でしたー!
「な、なんでもないです…」
『い、いや、なんでもないとかじゃなくて、あのね…?痛いでしょ、派手に転んだよ?』
「全然痛くないです、むしろ清々しい気持ちです」
『うん、るぅとくん絶対痛いよね?涙目だよ、目が清々しいってことかな?』
そんな涙目になりながらも
痛くないです、全然余裕です、なんか吹っ切れました
とか意味の分からないことを言っている、るぅとくんを引き連れて、保健室に行った
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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時