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3-1 ページ30

何やかんや放課後
今日の授業は、ほんとしんどかった…
やっぱ、何だかんだせっかち先生だな〜
と、3年生の教室に向かっている時

「あら、雨宮さんじゃない」

!?
あれ、せっかち先生!?

『あっ、こんにちは、今日出張だったんじゃ』

「早めに終わらせてきたわ」キリッ

おう…出張までせっかちなのね…

「てことで、雨宮さん、私早く報告しなきゃいけないから、ここで失礼するわ」

『あっはい』

カツカツカツ

そう言って、せっかち先生は、早歩きでその場を去った

「あの先生、めっちゃ歩くの早いじゃん」

『あ、なーくん』

いつの間にか、後ろになーくんがいた

『なんでここにいんの?』

「え、俺いちゃいけないの?」

『いや、純粋な疑問』

「だって、ここ俺の教室だし」

と言うと、目の前の教室3-1を指さした

『え!?なーくん、3-1なの!?』

「うん、そうだけど、なんでそんな驚いてんの?」

『いや、今まで、3-5っぽいなーって…』

「何その偏見」

3-1なのか、そうなのか

「ていうか、なんでAちゃんはここに?」

『いや、ジェル先輩を探しに来たんです』

「あー、ジェルくん?ジェルくん実はねー…今、説教中で…」

『え、何したんですか?』

「下ネタ言いすぎて、隣の下ネタ得意じゃない子が泣いちゃったんだよね」

『うわ、さいてー、見損なったわ』

いや、いかにも下ネタ言いそうな人、とは思ってたけど、それ程とは…

ガララッ

「ごめんって〜、機嫌直してや〜」

「もう、いいですから!私に構わないでください」

隣の教室のドアが開いたと同時に、ジェルくんとオレンジのカチューシャをしたショートカットの女の子がでてきた

「んー、あっ!Aちゃん!」

すると、どうやら私に気付いたようで、私の元に駆け寄ってきた
そのまま、ハグの勢いだったので、私は、華麗に避け、後ろのなーくんも華麗に避け、ジェルくんは床とハグした

『何してんの、ジェル先輩、床とハグなんて汚いですよ』

「ホントだよ、そういう趣味あったの?ジェルくん」

「俺は、Aちゃんに向かってハグしてるつもりやったんやけど…」

床とハグした後、鼻をさすりながらジェル先輩が起き上がる
私は、ふと先程の女の子のことが気になり、後ろを向くと、
誰もいなかった

『あれ、あの子は』

「あー、逃げられたー…まだ、謝罪受け入れて貰えてへんのに…」

『日頃の行いですね』

「俺真面目だと思うんやけど…」

『真面目って言葉の意味知ってます?』

あの子→←整える



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こんこん - 大好き、愛してる、いろんなとこで吹いた、これ読むの二回目で飽きない、、、。 (2022年8月4日 14時) (レス) @page19 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ころんくんのキャラ、、 (2020年8月19日 13時) (レス) id: bbb263e4a6 (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - キツネさん» ありがとございます!楽しんで読めるような作品になるよう頑張ります! (2019年7月14日 15時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - うへへ← 続編も見ます! (2019年7月14日 7時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
なつっと(プロフ) - クリンさん» リクエストありがとうございます!了解しました! (2019年6月12日 19時) (レス) id: 69bcbf59b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつっと | 作成日時:2019年5月8日 16時

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