いちごたちと転校生【stpr】

部活決め ページ12

るぅとくんビール瓶で人殴るよ事件の放課後

私は、担任の先生に職員室に呼び出された
え、何にもしてないよね…私？
と、思ったら部活の紙を渡されて

｢雨宮さん､今週の金曜日までに部活決めてくれる？｣

『分かりました』

職員室を出たあと､事の重大さに気づいた
思わず、了解しちゃったけど､金曜日…？
え！？今日水曜日だよ！！
2日で決めろっていうの！？
無理だよ！せっかちにも程があるよ！
せっかち先生って呼んじゃうよ？いいの？

｢せっかち先生に何言われたのー？｣

あ、もう呼んでる人いたわ

『いや、金曜日までに部活決めろって…』

｢うわぁー、それせっかち度85%だねー｣

その％なんだよ、何を基準としてやってんだよ
いや、そんなことはどうでもいい、とにかく速く部活決めないと…
とは、言ってもこの学校部活の種類がとにかく多いいのだ

｢んー、俺のおすすめは、バスケ部か､園芸部か、テニス部か、演劇部か、調理部か、あとはおたまじゃくし観察同好会かなー…｣

『いや、最初のはいいとして、最後の何？もう、部じゃなくて同好会じゃん』

｢俺の友達がやってるんだけど、誰一人として入ってこないんだってー｣

いや、そりゃいねぇだろ、名前からしてやばいじゃん､何？おたまじゃくしって？いや知ってるけど、なんでおたまじゃくしを観察する必要があるの？

『うーん、運動部は嫌なんだよねー』

｢えー、なんでー、いいじゃん！マネジャーとしていてよー｣

『マネージャーって、精神的にキツそう､雑用ばっか押し付けられそう』

｢えっ、なんで分かったの？｣

『えっ？』

｢えっ？｣



『とりあえず、運動部以外にするから』

｢えー…じゃあ、園芸部と演劇部と調理部とおたまじゃくし観察同好会？｣

『うん、最後のはない』

演劇部…は、私演技できないし､料理も自信ない､だったら、園芸部かなぁ…

『園芸部かなぁ…』

｢え、なーくんとこ？｣

『なーくん？』

｢うん、なーくん、名前はななもりって言うんだけどね、組長なんだ｣

『ふーん、組長…組長…くみちょ…組長！？え、ヤクザとかの？』

｢wwww冗談だよwwww､なーくんは今は優しい人だよ､昔は組長だったけどね｣

『結局…組長じゃん…園芸部やめよっかな…』

｢じゃあ、バスケ部おいで｣

『そこには、死んでも行かない』

｢えー…｣

園芸部の部長のななもりくん→←隣のお家のるぅとくん

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