関西の姫 (ページ14)

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初恋2 ページ14

月日が流れて入学して1年が経った

大晴くん「お前ら！俺らおらんくても寂しがんなよ！」

大西「別に大晴くん仕事で会えるしー」

小島「ビバ！卒業！」

佐野「小島くんに関してはよく卒業できましたね」

高橋「Aと離れんの嫌やぁ」

「いいやろどうせまた明日会えるし笑
あ、私仲良い先輩の所行ってくるから」

卒業、してほしくなかった

唯一会えていた学校でも会えなくなるなんて考えたくなかった

先輩「A！」

「…先輩、卒業おめでとうございます」

先輩「ありがとう、俺さ、東京の大学行くことになった」

「、そーだったんですね、おめでとうございます」

先輩「ありがとう、Aも仕事頑張れよ」

「はい、あの、先輩
私ずっと前から、」

福本「Aー！皆んなで写真とるでー、
あ、ごめんお話中？」

「…いや、もう終わったから大丈夫
じゃあ先輩、あっち行っても頑張ってください」

先輩「…おん、またな」

結局最後まで言えなかった

想いを伝えたって叶わないって事わかってたから

そして先輩とも会わなくなり、次第に連絡もしなくなり

私の初恋は終わった

私が芸能人じゃなかったらこの恋は実ってたんかな

そこから普通の女の子になりたいって気持ちが強くなっていった