キンプリが大変！

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岸side




なんか、今日は廉が変だ。


でも、皆がいたら聞きにくくて、神宮寺といわげんと海人が撮影に行ったタイミングで聞いてみた。




『 なぁ...廉 』



机に突っ伏してた廉は顔を上げた。

永「 っっっ、何？ 」



『 お前、今日具合悪い？ 』



無言。



『 図星か。 』


俺は立ち上がって廉に触れると思いのほか熱くてびっくりした。



紫耀のために借りてきた体温計を挟むと、


『 はぁ？38.9？お前さー、辛いなら辛いって言えよな。 』



永「 だって、迷惑やん... 」




『 迷惑じゃないから。撮影中止してもらうから待ってて。 』


はぁ、いつもいつも、廉はなんで隠そうとするかね〜。




頼るって事は頭にないのか？



そろそろ、俺らをたよってよ。





Ren

・

・


紫耀と二人っきり。



気が抜けた俺は椅子からずり落ちてしまった。



その音で紫耀を起こしてしまったらしい。



平「 っ...、 」



『 紫耀？どうしたん？ 』




平「 水が欲しい...。 」




俺も辛いけど、もっと辛そうな紫耀をほっとける訳もなく、自販機へと向かう。



水を買って、楽屋に戻っている途中に俺の視界は揺れて、床に倒れ込んでしまった。





はよ届けなあかんのに！




最後に神宮寺の声が聞こえていたけど、そのまま意識を失った。

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