キンプリが大変！

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平野side




俺らは健人くんの家に泊めてもらうことになった。


俺はある程度回復して、少しお腹が痛いくらい。



でも、1番食べてた海人と、お腹が弱い廉はまだ辛そう。




廉には勝利が付き添っていて、海人は俺と健人くん。



吐き気が止まらないらしく、青い顔して袋を抱えているから可哀想。



健人「 大丈夫大丈夫。すぐ良くなるからな？ 」



『 辛いなぁ？でも、もう少しの辛抱だから... 』




なんて声掛けていいかもわからず結局背中をさするだけ。



あ、やばい、気持ち悪い...



健人「 平野？大丈夫か？気持ち悪い？ 」




『 っ、はいっ、 』


健人「 勝利！そこに袋ない？ 」




勝利「 ある。待って。はい。大丈夫？紫耀？ 」





『 んっ、、 』



吐きたくない...




勝利「 我慢しないで。出しちゃいな？ね？ 」



勝利が背中を軽く叩いてきて、戻してしまった。



『 っえ、ｯおえ、 』


勝利「 大丈夫、上手に吐けてるよ。 」


『 もう、大丈夫... 』


俺は落ち着いて勝利が持ってきてくれた水を飲んでいると...



ドタドタドタ...


勝利「 あ、廉！ 」




廉がトイレに駆け込んで行った。


勝利「 健人くーん！タオルーーー！廉吐いたーーー！ 」




廊下から勝利の細い声が。


あ、それなら俺が...



立ち上がろうとすると肩を抑えられた。





健人「 病人は安静にね？ソファで寝てなさい？ 」




ブランケットを渡されたので、素直に寝させて頂くことに...。



寝て起きたら完全回復してる事を願った。

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