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ようやく迎えた遊園地当日


待ちに待っていたはずなのにいざ当日になって緊張してきたな…
服装は動きやすいようにデニムのズボンにフリルの着いた爽やかな白のブラウス。髪の毛は巻いて高めのポニーテールにして、いい香りのヘアミストを付けて家を出た

太陽に照らされてキラキラ輝いているマニキュアを見て、頑張ろう。と気合を入れて駅の前に既に集まっていたあーちゃんとキヨくんに「おはよう」と声をかけた


「A!超可愛いじゃん!似合ってる!」


すぐに褒めてくれるあーちゃんに対して「ありがとう」と照れながらも言う


「もうすぐ3人も着くってよ」


画面を見ながら言うキヨくん



「今日の目標としては、2人で写真撮ることともっと沢山話すことだよね」
「だな、まぁ俺らが着いてっからなんでも言えよ!」


協力的な2人に頭を下げて「ありがとう」と伝える



「お待たせー!」


レトルトくんの声がして振り返るとフジくんと牛沢くんも来ていた


「じゃあ行くか!」


みんなで電車に乗り遊園地に向かった





「次!ジェットコースター行こうぜ!」
「向こうでバンド演奏してるらしくてそこ行きたい!」
「じゃあとりあえず別れて行動すっか」


2人でジェットコースターに向かうあーちゃんとキヨくん
そしてバンドが好きなフジくんは「レトさん!行こうよ!!」と無理やり手を引っ張って行ってしまった














「………」



き、気まずい!!!


取り残された私と牛沢くん。無言が気まずすぎる!!




「あー…ソフトクリームでも食わね?」
「う、うん!」





「Aさん、ジェットコースター乗らなくてよかったの?」


2人でベンチに座りながらソフトクリームを食べていると牛沢くんが聞いてくる


「うん、流石に酔いそうだったし」
「ははは、だよな」


口角を上げて笑う牛沢くん。か、かっこいい……!




学校のことやキヨくん達との面白い話をしてくれて私も緊張がほぐれて笑えるようになった


「あはは!そうなんだ」
「そうそう、ほんと面白かったよ」


牛沢くん、話上手だなぁ…私が話さないからか話題をだしてくれるしすごいなぁ





あっというまに夕方になってしまう


「あー楽しかった!みんなこの後予定ある?夕飯食べていこうよ!」
「いいねー!行こいこ!」


一日で仲が深まった私達


「ごめん!行きたいんだけど用事があって…」
「そっか…じゃあまたな!!」


1人で駅に向かい歩き出す
あ〜今日は楽しかったなぁ!

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設定タグ:牛沢 , キヨ , フジ、レトルト   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:こっぺ | 作成日時:2022年10月4日 14時

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