【実ｼ兄者】キミに恋していいですか？【uszw】 (ページ7)

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翌日。教室に入ると牛沢くんはレトルトくんの机の周りにキヨくん達といつも通り楽しそうに話していた

昨日の写真欲しいなぁ……

と思いつつも自分から「連絡先交換しよ！」だなんて言えるはずも無くそのまま自分の机に向かった

・

「Aさんおはよ」

ホームルーム後に横からかかる声にドキリとする

「お、おはよう」

頑張って返事したけど少し声裏返った…恥ずかしい……

「あのさ、昨日の写真送りたいんだけど、連絡先交換しない？」

「うん、！」

まさか牛沢くんから言ってくれるなんて！！！
あまりの嬉しさ手が震えてる…

「ん。ありがとね」
「こちらこそ、ありがとう。牛沢くん」

震えた手のままQRコードをかざして連絡先を交換した

う、牛沢くんの連絡先貰っちゃったよ、！！！

・

お昼休み、あーちゃんに牛沢くんのことを報告する

「ほんとにー！？Aおめでとう！！」
「ありがとう。あーちゃんのおかげだよ」

学食のうどんを食べながらあーちゃんが褒めてくれた

牛沢くんから送られてきた写真。緊張で顔が赤い自分が少し恥ずかしいが、隣に映る牛沢くんは相変わらずかっこいい

「A可愛い♡恋してる女の子って感じの顔してるよ」
「ほ、ほんとに？」
「うんうん♡」

にっこり笑って褒めてくれるあーちゃんが突然「あ！」と叫ぶ

「ねぇ！夏休み遊ばない！？牛沢くん達誘って！」
「えぇ！？！？」

あーちゃんの突然の提案に思わず私も大声が出る

「ちょっとま「キヨに言ってみよ！えーと、電話電話と…」

話を聞かずにキヨくんに電話をかけるあーちゃん

「もしもしキヨ？今学食いるんだけど来てくれない？相談があって！」
「ちょっとあーちゃん！！！」

数分後駆けつけたキヨくんは何だかニヤニヤした顔をしていた