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?「あっちにカゴとトングがあったぜ〜」
?「二人ともどうかしたのか?」
ユウちゃんと話していると
男の子の声と足音が聞こえてきた
グリ「そうだ。栗拾い!いっぱい拾わないとタルトの食いブチが減るんだった」
『栗拾い?』
栗でタルトを作るのかな
ユウ「話すと長くなるんですけど…」
?「オイ監督生……って、誰?」
ユウ「A先輩だよ」
って言っても分かる訳がない
首輪をつけられた赤髪の子と真面目そうな黒髪の子がやってきて私を見るなり両方キョトンとした顔をする
『3年のA・エレシー、よろしくね』
?「は、はい!僕は1年のデュース・スペードです、よろしくお願いします!」
?「同じく、エース・トラッポラ。よろしくお願いしまーす」
あれ、この学園で素直な子は珍しい
エース「えっと、A先輩って女の人ですよね?」
『うん、特別入学って形で置いてもらってるの』
デュ「そうなんですか……って!栗拾い!!」
『そうだ、なんで栗拾いしてるの?』
ずっと疑問に思ってて
このまま分かれてもモヤモヤする
ユウ「じ、時間が無いので栗拾いしながらでもいいですか?」
グリ「ついでに怖い管理人さんのことも話すんだゾ」
『じゃあ栗拾い手伝うね』
「「ありがとうございます!!」」
事情を説明してくれつつも一心不乱に拾っている中、私も皆が背負っているカゴに魔法で栗をポンポンと入れていく
拾いすぎじゃないのかな…これ
話を聞きながらそう思った
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ユウ「……ってことがあったんです」
なるほど、だからマロンタルトを作ろうとして栗拾いしてるんだ。流石トレイくん
『リドルくん厳しいもんね』
エース「厳しい所じゃないでしょ」
デュ「まぁ、やりすぎではあると思うな」
とても律儀な人だから勘違いされるのも無理はない
『でも、あぁ見えて可愛い所あるんだよ』
エース「げぇー!どこが!」
グリ「顔に似合ってないんだゾ」
予想していた通りの大バッシング
最近、ハーツラビュルのルールが厳しいという事についての不満が酷くなっていることは知っている
それに囚われて息苦しいと思っている生徒が多発
ストレスや不安、更にリドルくんのユニーク魔法のオフ・ウィズ・ユアヘッド
おそらく、これが決め手だろう
エース「うし、かなりたくさ拾えたしこんなもんっしょ。トレイ先輩のとこ持ってこーぜ!」
因みに怖い管理人さんのことは、弁解した
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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脳(プロフ) - モチモチnana.さん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新再開しようと思うのでよろしくお願いします〜! (2021年9月21日 0時) (レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチnana.(プロフ) - 面白かったです!更新待ってます´`* (2021年8月20日 23時) (レス) id: b16ecd2175 (このIDを非表示/違反報告)
脳(プロフ) - 闇猫さん» うわー!!ありがとうございます(^^) (2021年1月13日 17時) (レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫 - 面白いです! (2020年12月18日 17時) (レス) id: 41a8401c93 (このIDを非表示/違反報告)
脳(プロフ) - れおさん» れおさんありがとうございます!そうですね…イデアの小説増えてほしいです^^;あまり速いペースでは更新できませんが温かく見守っていて頂ければと思います! (2020年10月9日 20時) (レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:脳 | 作成日時:2020年10月4日 23時