君色パレット (ページ5)

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それから色々と食べ進めて

お開きの時間になった。

「すみません、ご馳走になっちゃって……」

亜「あぁ、全然大丈夫！ほらAちゃんの

歓迎会だったんだからさ、気にしないの！」

「……ありがとうございます」

龍「Aちゃんの家ってどこらへん？」

「◯◯です」

玲「あ、そこなら亜嵐くん近いじゃん

送ってもらいなよ」

「あ、いや、悪いですし」

亜「送るよ」

「え、、っと」

亜「ほら」

「あ、皆さん今日はありがとうございました」

涼「おやすみー」

裕「気をつけて帰るねんで～」

と、メンバーの皆さんに声をかけてもらった。

しばらく白濱さんと距離を置いて

歩いていた。

亜「どうしたの？」

「え？」

亜「なんでそんなに距離置くの？」

「あぁ、芸能人ですし、撮られちゃったら

大変じゃないですか……？」

亜「そんなの、気にしなくていいよ

ほら、横おいで」

「すみません……ありがとうございます」

2人で並んで歩く夜道は

無言できまずいはずなのになんだか

居心地がいい。

この時から私は白濱さんに

恋をしてたんだ。