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■ WZ side
雑誌撮影やら、何やらを終えて日本の練習室。
明日の音楽番組のステージに備えて今日も練習だが、俺はそんな事よりも気が気じゃない事がひとつ……
MG「 Aヌナ！この間の収録どうだった？ 」
『 イヤモニ無しでの参戦には驚きました。ちゃんと日本語で何言ってるのかは分かりましたか？ 』
MG「 ある程度は分かったよ〜！ 」
『 会話も成り立ってたし本当に凄かったですよ！ 』
急激に仲を深めているあの2人だ。
メイクヌナ達が話していた通り、あんなにもミンギュがAに話し掛けているとは気付かなかった。
人懐っこい性格をしている者同士だ。
仲良くなるのにそう時間は掛からなかったんだろう。
他の奴らだって彼女と話してはいるけれど、ミンギュは何か違う気がする…
俺と同じ匂い、そう言うとキモいけど、ただの勘。
何となく他の奴らより距離感が近いんだよな。
『 一生懸命、勉強した甲斐がありましたね。』
MG「 いや〜〜Aヌナのお陰だよ、えへへ 」
『 そんな事無いですよ、ミンギュさんが毎日勉強する為に私に電話して来た意欲が凄かったんですよ。』
MG「 んふふ、まぁ…それだけじゃないけど。」
おいおいおいおい、え？いつの間に？
ミンギュとAが連絡先を交換してたって事か？
そう言えば、Aが韓国に来た日から、ミンギュが俺の電話を邪魔する事が減った気がする。
だから仲良くなってる事に気が付かなかったんだ。
JH「 やー、ウジヤ見過ぎだぞ(笑) 」
WZ「 ………もしかしてミンギュも？ 」
俺がボーッとあの2人のやり取りを見ていたからか、ジョンハニヒョンが俺の肩を組んできた。
JH「 さあ？……でも、ウジは焦らないと駄目だな。ミンギュは本気出したら強敵なんだから。」
WZ「 でも、運命の相手じゃなかったら…… 」
JH「 アイツはそんな事気にしてなさそうだけど？ 」
WZ「 うっ、焦らないと、駄目……か。」
確かに、俺はハッキリと行動に移していない。
俺はAと友達止まりで終わりたい訳じゃ無いし、友達としての意味で“好き”なんかじゃない。
運命の相手の名前を気にしすぎていたが、それ以外の奴がライバルにならないと決まった訳じゃ無い。
現に、ミンギュは“名前”が出ていないせいなのか、気にする素振りも無くAに話し掛けている。
気持ちは別物だと、この前実感したばかりなのに…
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のあ(プロフ) - エルさん» ありがとうございます！不器用な彼が凄く好みで、想像するだけでキュンキュンします(笑)これからもラストまで頑張るので、是非最後まで楽しんでください！ (2021年12月10日 18時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - ウジくんの不器用な頑張りを応援しています！発想が面白いし、何より照れ屋のウジくんをウジくんと重ねられるのが良いですよね^_^更新楽しみにしてます！ (2021年12月9日 7時) (レス) @page41 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 優さん» そんなに気に入ってくださっているなんて…！本当にありがとうございます（ ; ; ）出来る限り毎日更新を心掛けていますが、時間が遅くなってしまい申し訳ありません。優さんの活力になれるよう、これからも頑張ります！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - あすかさん» 読んでくださってありがとうございます！なかなかお話が進まずに、ムズムズするかと思いますが、完結まで楽しんで頂けると嬉しいです。頑張ります〜〜！！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 最近この小説を楽しみに毎日を生きてます…… (2021年12月9日 0時) (レス) id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年12月1日 1時
