8話 ページ9
Aはハリー、ロン、ハーマイオニーと必要なものを買いつつ、アイスを食べたりウィンドウショッピングをしたりと有意義な時間を過ごした。
フローリシュ・アンド・ブロッツ書店へ向かうと、書店には人だかりが出来ていた。
貴「なにかしら？...サイン会？」
Aはデカデカと書かれている横断幕を見つけた。
(ギルデロイ・ロックハートのサイン会...
あ！リストのほとんどの教科書を書いている人か！)
横にいるハーマイオニーから歓声が聞こえる。
ハマ「本物の彼に会えるわ！」
人だかりはモリーぐらいの年齢の魔女ばかりだ。
ハリー、ロン、ハーマイオニーが人垣の中に入っていき、ロックハートの本を一冊手に取った。
そしてウィーズリー一家が並んでいるところにこっそり割り込んでいる。
(私はサインいらないから先に買っちゃおうかしら。)
Aはひとりでせっせと本をかき集め、お金を払い、やっとこさで人混みから出てこられた。
自分が買ったものをひとまとめにして置いておき、ハリーたちのところへ行こうとした。
(あら？ハリーがロックハートと握手しているわ)
ロック「私、闇の魔術に対する防衛術の担当教授職をお引き受けすることになりました！」
(へぇ...まぁ、これだけ本を書いていらっしゃるんだから、たくさんのこと教えてくれるわよね)
ハリーがたくさんの本を抱えて戻ってきた。
Aもハリーたちの方へ、人をかき分けて行った。
貴「ハリー！大丈夫？疲れた顔しているわよ」
｢先に外に出てよう｣とハリーの本を少し預かろとしたら、誰かに肩を掴まれた。
ロック「なんと！そこのお嬢さん！」
振り返ると真っ白い歯を見せ、スマイルを振りまいているロックハートだ。
ロック「やはり！とても美しい！！私は後ろ姿だけで分かりましたよ。」
貴「...は？」
ロック「みなさん！見てください！このような麗しいお嬢さんが私のファンであり、私を一目見ようと来てくれたんです！」
貴「いや、違」
ロック「照れなくていいんですよ、分かります。ずっと憧れてた私を目の前にして、頭が混乱しているんでしょう。」
(た、助けて。誰かこの人をどうにかして...)
Aはロックハートから目をそらし周りを見ると、カメラマンは写真を撮り続け、ロックハート目当ての客たちは羨ましそうな目でこちらを見ている。
ハリーたちを探すと、入口のほうでマルフォイ一家とウィーズリー一家を巻き込んで 何やらもめているようだ。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
