39話 ページ40
貴「やっとマンドレイクが収穫できるのね！これでハーマイオニーも目を覚ましてくれるわ！」
Aは嬉しそうだ。
ロン「それじゃ、マートルに聞きそびれたこともどうでもよくなった！ハーマイオニーが全部答えを出してくれるよ！」
ハリ「でも、もしマートルと話す機会があるなら逃しちゃだめだ」
午前の授業が半ば終わり、次の授業の教室までロックハートが引率していた。
ロックハートはこれまで何度も危険が去ったと宣言し、その度間違いだったと証明されてきたが、今回は自信満々で、生徒を送り届けるのは無駄だと思っているようであった。
そんなロックハートを口車に乗せるのは簡単なことであった。
貴「ロックハート先生の言うとおりですね！もう危険が去ったようです」
ロック「そうでしょう、A。私がいるからには心配ご無用ですよ」
Aの言葉を聞いたロンは驚いて教科書を落としそうになった。
ハリ「その通りです、先生」
ロン「先生、引率はここまでにしてはいかがですか。あと一つだけ廊下を渡ればいいんですから」
ロンはすぐにピンときたように上手く繋げた。
ロック「ウィーズリー君、実は私もそうしようかと思う。次の授業の準備があるんでね」
ロックハートはそう言い足早に去っていった。
3人はグリフィンドール生が行くのを見届け、嘆きのマートルのトイレへ急いだ。
マク「ポッター！ウィーズリー！フォーサイス！何をしているのですか？」
振り返るとマクゴナガル先生が厳しい表情で立っていた。
ロン「僕たち、その、、様子を見に、、」
ロンがもごもご言った。
貴「ハーマイオニーの様子を見に行こうとしていたんです」
ハリ「先生、僕たちずいぶん長いことハーマイオニーに会っていません」
貴「だから、こっそり医務室に忍び込んで、ハーマイオニーに伝えようと思ったんです。マンドレイクが採れるからもう心配しないで、もうちょっと待っててねって」
マクゴナガル先生はAから目を離さなかった。
マク「そうでしょうとも」
先生の声はかすれていた。
マク「襲われた人たちの友達が1番辛い思いをしてきたことでしょうとも…もちろんいいですとも、ミス・グレンジャーのお見舞いを許可します」
3人は医務室に行き先を変えた。廊下を曲がったところでマクゴナガル先生の鼻をかむ音が聞こえてきた。
ロン「あれは君の作り話の中でも最高傑作だったぜ」
貴「どうも」
マダム・ポンフリーは3人を渋々医務室の中に入れた。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
