37話 ページ38
Aは様々な先生に引率してもらい、図書館に何度も通った。
どの先生も忙しく滞在時間は長く取れないため、本を借りれるだけ借りて授業以外の時間はずっと本を読み、また図書館で借りるということを繰り返していた。
ロン「君、ハーマイオニーみたいだよ」
貴「ハーマイオニーが何を調べていたのか情報は何もないの…だから片っ端から調べなきゃいけないわ」
ハリ「A、僕達クモが禁じられた森に向かっていくのを見つけたんだ。今夜さっそく行ってみる」
貴「禁じられた森？！危険よ、ハリー、心配だわ…」
ロンも大きく頷いている。
ハリ「でも、行かないと」
貴「…私も行くわ」
ロン「Aも行くなら安心だよ！」
ロンは賛成！と何度も頷く。
ハリ「いや、君は本を調べて。僕達は本を読むのは得意じゃないから」
ロン「僕はクモも得意じゃない」
ハリーはロンを小突いた。
ロン「わかったよ…クモは僕達に任せて。確かに、そんな分厚い本は君かハーマイオニーにしか読めないよ」
貴「…わかったわ」
3人は談話室で人がいなくなるのを待っていた。
貴「ジニー？大丈夫？顔色がすごく悪いわ…」
ハーマイオニーがお気に入りの席に沈むように座るジニーに声をかけた。何かに怯えているように見える。
ジニ「…A」
(ハーマイオニーが石になってしまったことが相当ショックなのね…怖いのも無理ないわ)
貴「ジニー、マンドレイクが収穫できればすぐハーマイオニーも帰ってくるわ。そうすれば犯人もすぐ捕まるから」
Aはジニーの頭を優しく撫でた。
しかしジニーはちっとも安心できないようだ。
(何か他のことに怯えているのかしら…)
貴「何か悩み事があるのなら、いつでも相談にのるからね」
ジニーが寝室に戻り、談話室にはハリーとロンとAだけになった。
ハリ「それじゃ、行ってくるよ」
貴「ハリー、ロン、気をつけてね」
2人が談話室を出ていくと、Aは今日新しく借りた本を数冊持ってきて読み始めた。
1冊目を読み終え、次にとても古い本を読み始めた。「ほとんどの不気味な怪物」という本だ。
貴「ふぅ、これかなりの量ね…いったい何ページあるのかしら」
Aがペラペラとめくっていると、破られているページがあった。
貴「なんで破れているのかしら？……724ページがない」
Aは724ページに何が書いてあったのか、目次を調べた。
(もしかしてこれが…？
破れたページにきっとなにか手がかりがあるはずよね…)
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
