35話 ページ36
オ「申し分ないクディッチ日和だ！」
朝食の席でオリバーが興奮した声で言った。
太陽がキラキラと輝き、爽やかなそよ風が吹いている。
オ「A、朝飯をちゃんと食っておけよ」
Aのお皿にスクランブルエッグを山ほど盛りながら言う。
貴「ありがとう。でも、こんなに食べれないわ」
しかしオリバーは聞かず、他のチームメートのお皿にスクランブルエッグを盛りに行っている。
ハリー、ロン、ハーマイオニーと一緒に大広間を出て、クディッチの箒を取りに戻ろうと大理石の階段に足をかけた。
すると突然ハリーが叫んだのだ。
貴「ハリー？！大丈夫？！」
ハリ「あの声だ！また聞こえた。君たちは？」
Aとロンは目を見開いたまま首を横に振ったが、ハーマイオニーはなにかに気づいたようにハッとした。
ハマ「ハリー、私、たった今思いついたことがあるの！図書館に行かなくちゃ！」
ハーマイオニーはAたちを置いて階段を駆け上がって行った。
貴「いったい何を思いついたんだろう？」
ロン「そろそろ行ったほうがいい。試合の時間になる」
ロンがまだ立ち止まっているハリーに声をかける。
更衣室でユニフォームに着替え、競技場に入場すると万雷の拍手で迎えられた。
(久しぶりの試合で緊張しちゃうなぁ)
？「やぁ、A！」
黄色いユニフォームを着たハッフルパフの選手が近づいてきた。
貴「あなたはこの前の…」
(あれ？あのときは急いでて名乗らなかったはずだけど…)
セ「僕はセドリック・ディゴリー」
貴「A・フォーサイスよ」
セドリックが差し出した右手を握り返しながら自己紹介すると、知ってるとすぐ返ってきた。
セ「君は有名だから」
(きっと、ハリーと一緒にいることが多いから必然的に有名になっちゃってるのね)
貴「この間はローブを汚してしまってごめんなさい。きちんと謝罪もできなかったわ」
セ「いや、どうってことないよ。それよりあのケーキ本当に美味しかった。また食べたいな、なんて…」
貴「もちろん！また作るわね！」
セドリックはとても嬉しそうにいいのかい？と言っている。
オ「A！最終確認するぞ！」
離れたところからオリバーに呼ばれた。
貴「じゃあ、セドリック、お互いに頑張りましょうね」
Aは駆け足でグリフィンドール選手の元へ急いだ。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
