32話 ページ33
貴「クラッブ！ゴイル！」
2人は振り返るととても驚いた顔をしていた。
ク「え、Aどうしたの？」
ゴ「マ、マルフォイなら寮に戻ったけど…」
貴「ドラコじゃなくて、あなた達に用があるの！」
Aはニコリと2人に微笑みかけた。
最近Aは自分の笑顔が武器になると気づいたみたいだ。
2人は顔を赤くさせた。
ク「ぼ、僕達に？！その、どうしたの？」
貴「このケーキ、たくさん作りすぎちゃったから2人ならいっぱい食べてくれるかなって」
ゴ「おいしそう！ありがたくもらうよ」
2人はすぐ手を出し受け取ろうとした。
(持ち帰っちゃったら意味ないわ。ここで眠ってしまっても大変だし)
貴「味の感想聞きたいから、今食べてもらいたいな…
大広間に戻って座って食べない？？」
2人「「もちろん！！」」
2人はニヤニヤとAの後ろをついて行った。
大広間は空の皿が並んでいて、人は誰もいなかった。
貴「召し上がれ！」
2人は眠り薬入りのカップケーキを一口で丸ごと食べた。
ク「美味しい！」
ゴ「最高だよ！」
幸せそうな顔でもぐもぐと食べてると、そのままの表情でテーブルに伏すように倒れた。
貴「ごめんね」
陰に隠れていたハリーとロンが来て髪の毛を数本抜いた。
ロン「見たか？2人のあの顔。ニヤニヤしっぱなしだったぜ」
ハリ「A、さっきのハッフルパフ生は誰？なんであんなにAにくっついてたの？Aのこと見つめてたんだけど」
貴「え！？くっついてないわよ！私の不注意でぶつかってしまったの。ローブも汚してしまったし、悪いことをしたわ…」
貴「ほら、ハーマイオニーが待ってるから早く行って」
まだグチグチ言っているハリーをロンが連れて行った。
しばらくするとクラッブとゴイルが目を覚ました。
ク「うー…ん」
ゴ「ふぁ〜…あれ？」
貴「2人ともどうしたの？いきなり寝ちゃうからびっくりしたわ」
ク「いつの間に寝てたんだ？」
ゴ「ごめん、A」
(ハリーたちはまだのようね…)
貴「きっと疲れてたのね！ほら、甘いもの食べて！」
2人にケーキを渡した。
(さすがに寝起きで食べれないかしら)
そんな心配をよそに、2人はバクバクと食べ始めた。
Aは美味しそうにたくさん食べてくれる2人を嬉しそう見ていた。
(こんなに美味しそうに食べてくれるなんて嬉しいわ)
またしばらくすると、大広間の扉からハリーとロンが覗いていた。
貴「もうこんな時間！残ったのは持ち帰ってドラコと一緒に食べて！」
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
