31話 ページ32
ハマ「これから変身する相手の一部分が必要なの」
貴「いったい誰に変身するつもりなの？」
ハマ「当然、クラッブとゴイルに変身するのが一番だわ」
ロン「でもどうやって？」
ハリ「マルフォイの取り調べしてる最中にクラッブとゴイルが乱入しないようにもしなきゃいけないよ」
ハマ「私、みんな考えてあるの」
ハーマイオニーはさっき持っていった2つのケーキを取り出した。
ハマ「簡単な眠り薬を仕込んでおいたわ。クラッブとゴイルがこれを見つけるようにしておけばいいの。2人は意地汚いから絶対食べるに決まっている。眠ったら髪の毛を抜いて、2人を物置に隠すのよ」
ハリーとロンとAは大丈夫かなと顔を見合わせた。
ハリ「僕、ダメなような…もし早く目を覚ましてしまったら？」
ハマ「でも他に方法がないわ」
貴「私が2人に直接ケーキをあげるわ。ケーキはたくさんあるから、もし目を覚ましたら少しくらいなら足止めをできるわよ」
ロン「それなら、さっきの作戦よりは安心だ。」
ハーマイオニーも納得してくれたようだ。
ハリ「君はどうするの？」
ハリーはハーマイオニーに聞いた。
ハマ「私のはもうあるの！」
ポケットから小瓶を取り出し、一本の髪の毛を見せた。
ハマ「ミリセント・ブルストロードのよ。彼女はクリスマスで帰っちゃっていないから、学校に戻ってきちゃったって言えばいいわ」
クラッブとゴイルの髪の毛を手に入れるためにさっそく作戦に取り掛かった。
Aはケーキのかごをもち、眠り薬の仕込んであるのを手で持って大広間へ向かった。
大広間からちょうどクラッブとゴイルが出てきた。
Aは急いで2人に駆け寄ろうとすると人にぶつかってしまった。
貴「きゃっ！」
尻もちをつきそうになったがぶつかった人が支えてくれた。
？「大丈夫かい？」
貴「ええ、ありがとう。ごめんなさい。前をしっかり見てなくて…」
Aが見上げるとハンサムなハッフルパフの生徒だった。
貴「あ！ローブが！」
持っていたケーキがあたってしまい、青年のローブが汚れてしまっていた。
？「いいよ、このくらい。洗えば落ちるさ」
貴「ごめんなさい！今急いでて…お詫びと言ってはなんですけど、これもらってください！本当にすみません」
Aはかごからケーキを取り出して渡すと、2人を追いかけた。
？「近くで見るとより可愛い…ケーキ手作りかな？」
青年はケーキを大事そうに持ち、Aの後ろ姿を見つめていた。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
