29話 ページ30
(パーセルマウスって蛇と話ができるってやつ？)
ハリ「僕がなんだって？」
ロン「パーセルマウスだよ！君は蛇と話ができるんだ！」
ハリ「そうだよ」
貴「あ！さっき蛇とお話してたのね！」
ハリ「そんなことできる人、ここにはいっぱいいるだろ？」
ロン「それがいないんだ。そんな能力はざらには持っていない。ハリー、まずいよ」
ハリ「何がまずいんだい？」
ハリーは腹を立てているようだ。ロンとハーマイオニーは通夜の客のような顔をしている。Aはそんな3人の顔をキョロキョロし、どうしたのかと焦っている。
ハマ「サラザール・スリザリンは蛇と話ができることで有名だったの。」
ロン「今度は学校中が君のことをスリザリンのひひひひ孫だとかなんとか言い出すだろうな…」
ハリ「だけど、僕は違う。」
ハマ「それは証明しにくいことね。スリザリンは千年ほど前に生きていたんだから、可能性もありうるわ」
ハリーは恐怖に駆られているようだ。
貴「ハリー、あなたがグリフィンドール生ということは事実よ。そんな根拠のないこと気にしちゃいけないわ」
ハリ「うん…」
次の日からロンの言った通りになった。
学校中がハリーがスリザリンの継承者じゃないのかと噂している。
ハリーはずっとイライラしているようだ。
その日もっと最悪なことになった。石になった生徒とほとんど首無しニックをハリーが見つけてしまったのだ。
貴「ハリー、ダンブルドア先生に声のこと相談しなかったの？」
ハリ「うん…僕、怖いんだ」
Aとハリーはふたりで談話室にいた。
ハリーは石になった生徒と首無しニックを見つけたあと、ダンブルドアの部屋に連れて行かれたらしい。
貴「サラザール・スリザリンとあなたに何か関わりがあるかもしれないってことが怖いの？
ハリー、もし、もしもよ？もしあなたがスリザリンの子孫だったとしても秘密の部屋を開けていないことを私は知っているわ。」
ハリ「でも、他の人は僕が継承者だと思ってる」
貴「他の人なんかほっとこう？きっと時間がたてばこの話題に飽きるわ。ハリーが継承者なんてバカげた話だって。もうすぐ冬休みでほとんどの人が学校に残らないし…」
ハリ「ありがとうA。少し気が楽になったよ」
ハリーは微笑んでAを見た。
ハリ「Aが信じてくれるだけで僕は充分」
貴「私はあなたの味方よ」
Aはハリーの手を握り微笑みを返した。
ハリーの顔は暖炉に照らされているからか、赤く見えた。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
