26話 ページ27
ハリ「A、ありがとう。最悪の事態を避けれたよ…」
ロックハートに呪文を唱えられてたらどうなっていたか…とハリーは想像し、青くなっている顔をさらに青くさせた。
マダム・ポンフリーはハリーの腕をあっという間に治してくれた。念の為、今夜は医務室に泊まるらしい。
―――――
ハマ「A！ロン！コリンが石にされてしまったらしいわ…」
ハーマイオニーが朝食の席で焦ったように言いに来た。
貴「コリンが…」
ロン「マルフォイのやつ、クィディッチで負けた腹いせにコリンをやったんだ！」
Aはジロリとロンを見た。
ロン「そうとしか考えられないだろ」
貴「決めつけるのは早いわ」
2人は言い合いをしている。
ハマ「それを確かめるためにも、私たちはすぐに始めなきゃいけないわ」
さっそく3人は嘆きのマートルのトイレでポリジュース薬の製作に取り掛かった。
しばらくすると、腕が完全復活したハリーが合流した。
ハリーは昨夜、コリンが医務室に運ばれてきたことと、汽車に乗るのを邪魔したのとブラッジャーの犯人はドビーであったことを話した。
ハマ「秘密の部屋は以前にも開けられたことがあるの？」
ロン「これで決まったな。ルシウス・マルフォイが学生だったときに部屋を開けたに違いない」
ロンはドヤ顔をAに向けた。
貴「ロン、あなたの憶測は偏り過ぎているわ。ドラコが好きでないから全てドラコに結びつけようとしている」
ロン「そんなことないだろ。実際にマルフォイが一番怪しいんだ」
貴「ルシウスさんやドラコを怪しく思ってしまうのはわかるわ。けど、疑わしきは罰せず、ダンブルドアも言っていたわ。
そうやって思い込んでいると、物事の本質を見抜けなくなるわよ。
それに、私は私が知っているドラコを信じる」
Aは、はっきりと言った。
―――――
12月に入り、ポリジュース薬もあと少しで完成へと近づいた。
貴「いい？私がスネイプ先生の気を引いて、なるべく研究室に近寄らせないようにするから」
ハマ「わかったわ。なるべく5分くらいは足止めをしておいてね」
Aは今日の放課後、スネイプに薬草学での疑問点を教えてもらう。
その時、ポリジュース薬に足りない材料の調達のため、ハーマイオニーがスネイプの研究室に忍び込む作戦である。
ハリ「A、バレないように気をつけてね」
ロン「バレたらどうなるか…考えただけで恐ろしいよ…」
ハマ「Aのこと信じてるからね」
貴「えぇ、任せて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 438人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
