22話 ページ23
貴「！！
今度時間作ってくれるんですか？」
Aはびっくりしたように言った。
貴「ありがとうございます！！約束ですからね！」
スネイプの眉毛がピクッとなった。
ス「…あぁ、約束しよう。」
スネイプの研究室を出て廊下を歩いていると、ハリーたちが廊下で立ち止まっていた。
貴「ハリー！あなた達も今終わったの？」
Aがハリーに声をかけると静かにっとされた。
貴「？」
ハリーは何かに耳を澄ませているらしい。
貴「ハリーったらどうしたの？」
Aはハリーではなくロンとハーマイオニーに聞いた。
ロン「それが、またあの声が聞こえるって言ってるんだ」
あの声とはきっとロックハートの部屋で聞いた声だろう。
ハリ「ほら！聞こえる！こっちだ！」
ハリーが駆け出したため、Aたちもついていく。
ロン「ハリー、いったい僕達なにを…」
ハリ「シーッ！……誰かを殺すつもりだ！」
ハリーは止まったかと思いきや、Aたちの当惑した顔を無視してまた駆け出す。
3階を駆け回り、誰もいない廊下に出たとき、ハリーはやっと動くのをやめた。
すると、ハーマイオニーがハッと息を呑んで廊下の隅を指差した。
ハマ「見て！」
指さした方を見ると、壁に何か書いてあるようだった。
『秘密の部屋は開かれたり
継承者の敵よ、気をつけよ』
ロン「下にぶら下がっているのはなんだろう？」
ロンの声はかすかに震えていた。
床には大きな水溜りができていたため、四人は気をつけながら近寄った。
貴「ミセス・ノリスだわ…」
フィルチの猫がぶら下がっていた。
ロン「ここを離れよう」
しかし、すでに遅かった。
ハロウィーンパーティが終わったらしく、たくさんの足音が近づいてくる。
楽しげなおしゃべりも、ぶら下がった猫を見つけた途端、沈黙が広がる。
ド「継承者の敵よ、気をつけよ！次はおまえたちの番だぞ。」
静けさを破ってドラコ・マルフォイが叫んだ。
きっと『穢れた血め』と続いたのだろうが、Aとの約束を守っているらしい。
その後、フィルチが人混みを押し分けやってきて、ハリーがやったと騒ぎだした。
ダンブルドアと他の教員たちも到着した。
ダン「アーガス、一緒に来なさい。ミスター・ポッター、ミスター・ウィーズリー、ミス・グレンジャー、ミス・フォーサイス、君たちもおいで」
一行は一番近いロックハートの部屋に集まった。
ダン「アーガス、猫は死んでおらんよ」
どうやら猫は石になったらしい。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
