16話 ページ17
それから二、三日はロックハートを見かけるたびにハリーは隠れて過ごしていた。
貴「ハリー、もうロックハート先生いないわよ」
ハリ「はぁ、やっと明日は土曜日だ。早くハグリッドのとこに行きたいよ」
明日の午前中はハグリッドを訪ねる予定だ。
貴「あとはご飯を食べて寝るだけよ。早く大広間に行きましょう」
Aも新学期最初の週が終わりとても疲れてしまっていた。夕飯を食べていると眠気が襲ってきたため、まだご飯を食べている途中のハリーたちをおいて寝室に戻り休んだ。
そのためか、翌朝目を覚ましたのは夜が明ける少し前。
(まだ暗いわね…でももう眠れそうにもないわ)
Aはまだ眠っているハーマイオニーを含める部屋の子たちを起こさないように身支度を整え、談話室に降りていった。
(あら？もう起きている人がいるわ)
談話室の明かりがついていて、ソファーに座り大きな紙を広げて見ている人がいる。
貴「オリバー？」
オ「Aか？おはよう！早いな」
オリバー・ウッドだった。大きな紙は図のようで、線やら矢印やらが色とりどりのインクで書き込まれている。
貴「おはよう。オリバーも早いわね。何をしていたの？」
オ「ああ、クィディッチの新しい練習方法を編み出したんだ。」
オリバーは大きな図を掲げて見せてきた。
貴「まぁ、すごいわね！こんなにオリバーが考えたんだもの。きっと今年のクィディッチ杯はいただきね！」
オ「Aにも期待してるぞ」
きれいに整ったAの髪をクシャッとしながら頭を撫でた。
オ「よし！これから選手を起こしに行くぞ！競技場はすでに予約してあるんだ。すぐ練習を始めるからAも準備して女子の選手たちを起こしてきてくれ」
Aは窓の外を確認した。空は少し明るくなってきている。
貴「でもまだ夜が明けたばかりよ…」
そう言いオリバーに向き直るともうすでに姿はなかった。
Aはユニフォームに着替えるため部屋に戻った。
朝早くクィディッチ競技場の更衣室にグリフィンドールの選手が集まった。
バッチリ目覚めているのはオリバーとAだけだった。
オリバーはまだ完全に目が開いていない選手たちに新しい練習方法を説明している。
Aの両隣に座っているフレッドとジョージの頭がコトンと肩に乗っかり、いびきをかきはじめた。
オ「…よーし、行こうか。新しい戦術を実践するんだ！」
オリバーの長い演説が終わり、選手たちはあくびを連発しながらグラウンドにでた。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
