14話 ページ15
ベルを聞き、みんな城に戻って行った。ロックハートもハリーを抱えたまま城へ歩き出した。Aもそれに着いていく。
ロック「わかっているとは思うがね、ハリー。あそこで君を護ってやったんだよ。もし、クリービー君が私の写真も一緒に撮るのだったら、君のクラスメートも君が目立ちたがっているとは思わないでしょう。」
ハリーがモゴモゴ言うのをまったく無視してロックハートは言葉を続ける。
ロック「一言言っておきましょう。君の経歴では、今の段階でサイン入り写真を配るのは賢明とは言えないね。はっきり言って、ハリー、すこーし思い上がりだよ」
ロックハートは次にAの方を見た。
ロック「お嬢さん、君は…」
貴「A・フォーサイスです」
Aはロックハートの言葉を遮って自己紹介した。
ロック「あぁ、A、名前もとても麗しいね。A、君の姿が目立ってしまうのは仕方のないことだ。私にもわかる悩みだよ。みんなが放っておかないんだ。しかしね、君には解決策がある。私のそばにいればいいのさ。なんてったって、この私のほうが目立ってしまうからね！困ったらいつでも私のところに来なさい。」
ロックハートはカラカラッと満足げに笑った。
教室の前まで来て、ロックハートはやっとハリーを放した。
ハリーとAは教室の一番後ろの席まで行って座った。ロンとハーマイオニーもすぐに来て両脇に座った。
クラス全員が着席するとロックハートは自身の説明をしだした。自分がどんな功績を持っているのかをだ。
その後みんながどのくらい自身の本を読んでいるのか確認するため、テスト用紙を配りだした。
そのテストはロックハートの好きな色は何か、ひそかな大望は何かなどが裏表3ページに渡り質問されている。
(このテスト、ロックハート先生についてしか書かれていないじゃない…)
30分後答案が回収され、ロックハートはパラパラとめくっている。
ロック「チッチッチ、私の好きな色はライラック色だということを、ほとんど誰も覚えていないようだね。」
たらたらと質問の答えを言ってはクラス全員にウィンクをする。
ロンはあきれてものが言えないという表情でロックハートを見つめ、シェーマスとディーンは声を押し殺して笑っている。
ハーマイオニーはロックハートの言葉にうっとりと聞き入っていて、突然ロックハートがハーマイオニーの名前を口にしたのにびくっとした。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
