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何があったわけやないけど
一緒に夜ご飯も食べて
結局隣同士なのに泊まっていったのんちゃん
朝起きたとき
抱きしめられながら寝てたことに気づく
のんちゃんは寝ぼけながら私にキスしてきて
セカンドキスも奪われた
ショックで動けていない私を見て満足気に笑ってた
なんやねん
このキス魔
…
「おはよー」
「小瀧くんおはよー」
望「おは」
「ひよこちゃんもおはよー」
『…おはよ』
朝からテンション低いのは言うまでもない
のんちゃんと一緒にいたくなくて
トイレ
って嘘ついて
昨日神山くんが教えてくれた秘密の書斎に行く
神山くん…来てないと思ったのに
『なんで』
神「ギリギリまでここにいようと思ったのに」
『おはよ』
神「ん」
素っ気ない返信
横になってた神山くんが座り直したから
隣に座る
そこで気づく
『ねぇ、ここの傷どうしたの？』
神「関係ないやろ？」
『ないけど…気になるやん……喧嘩したん？』
神「…そうやな」
『神山くんもするんや…喧嘩』
神「どういう意味や」
『神山くんは喧嘩なんて面倒なことしなさそうやから』
神「たしかに面倒やな…でもムシャクシャしたらするで？」
『へぇ…強そうやね』
神「バカにしてるん？」
『いや、そんなつもりじゃ…』
しばらく沈黙になってから
神「お似合いやん…」
『へ？』
神「誰やっけ？あのデカイやつ」
『のんちゃん？』
神「あー。望ってやつ」
『お似合いやない…ただの幼馴染』
神「好かれとるやん…見た目親子やけど」
『バカにしてる』
神「せやな、してる」
『…私は…好きやないもん』
神「へぇ……なら、ここの赤いのは何？」
首を指でトントンと触られる
ゾクッとしたのは
きっと神山くんの手が冷たかったから
神「相当近い距離にいないとこんなんつかへんやろ？」
『え？』
神「無防備なんやな？」
神山くんの方を見ると思いの外近くて顔が赤くなる
神「すぐそうやって男誘ってんの？」
『え』
何を考えてるのかわからないけど
目の奥を見てくるから
反らせなくて
固まっていると
顔が近づいてくる
びっくりして目を閉じれば
耳元で
神「バーカ」
それだけを言って出て行ってしまった
心臓がドクドクうるさくて
きっと私は顔が赤いだろう
『な、なんやったん…』
翻弄されまくってる
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
