振り付け師は黙ってれば美人 (ページ26)

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ライブ前ページ26

RM

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音楽が流れる練習室、この時間から踊っているのはAしかいない

大きな部屋で1人何曲もぶっ通しで踊る彼女

ソンドゥクヒョンは入室した俺たちに静かにしろと挨拶をした

Aはライブのセトリに合わせてフルで踊っているのだ

打ち合わせをして曲の順番が決まったらAは通しで1回踊る、そしてしんどさやスムーズさを考えてもう一度練り直すのだ

本人曰く、「歌うことはないからみんなよりはしんどくない」と言っているが、休憩なしで何曲も全力で踊り続けるのは本気でキツい

要するにAの体力は底尽きることがないのだ

SD「どうだ？変更ありか？」

『BLACK SWANは裸足の方がカッコイイから、その後に映像流すのがいいと思う。あとは変更なしで大丈夫かな

ちょっとキツいかもしれないけど、気候的にもできそうな気はする』

息があがりながらもきちんと喋るAはやはりすごい

SD「じゃああれを決定版にするか。休憩してていいよ」

『はーい』

ソンドゥクヒョンが出ていくとぶっ倒れたA

『きちー、あんなのやるのほんとすごいね？尊敬だわ』

濡らしたタオルを顔に載せられ黙ったA。ユンギヒョン恐るべし

YG「お前が踊ってくれてるから成り立つ話だろ」

TH「さすがに連続では踊らないからね」

発言もおかしいが体もおかしいAなのだ

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