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side樹


やっぱり理解できなくて

樹「Aそこ俺の隣の部屋だけど」

「うん!知ってるよ」

樹「しってる?」

「それが分かっててここにしたんだもん」

樹「へ?」


我ながらダサい声が出たと思う


「帰ってきたら一人暮らしするーってママ達に連絡したら

不安だからダメって

ほらさっきも言ったように

アメリカでも半年は一人暮らししてたけど

3年はジェスのおばあちゃん達のお世話になってたし

そもそも仕事してなかったし

だからしばらく居なかった日本で

帰ってきて急に仕事再開と同時に

一人暮らし始めるのはダメって言われちゃって

でもどーしても一人暮らししたくて

お願いしたら

メンバー誰かの家の近くに住むって条件でOKしてくれて

楠木さんが調べてくれて

そしたら樹くんの隣の部屋が空いてるって言うから

そこで!みたいな感じ」


つまり隣の部屋が空いてなかったら

ほかのメンバーの近くに住んでたかもしれないってこと!?

マジで!!隣の部屋とAママと楠木さんナイス!


「ということで今日からお隣さんよろしくお願いします!

じゃお疲れ様ー

おやすみ樹くん」

樹「え、あ、ちょっと待ってって」


ガチャ


平然とAが部屋に消えてった

あーもう今日色々ありすぎて訳分かんね

とりあえず俺も家帰るか


樹「あ、もしもし」

菊「もしもし」

樹「おつー」

菊「おつー

デビューおめでとう」

樹「見てたの?ありがとう

これでやっと今いる同期は全員デビューだな」

菊「そーだな

てか、お前顔やばかったよ笑」

樹「かお?しょーがねだろ笑

あれはあーなるって

俺たちだって知らなかったんだし

俺のこと言ってるけどお前鼻声だろ」

菊「は?ちげーし」

樹「ハハッ笑

お前も泣いてんじゃん笑

いや、でも普通に泣くよな」

菊「マジでびっくりしたし

めっちゃ嬉しかった」

樹「な、てかさ戻ってきて加入したことも驚きだけど

隣に越してきたの」

菊「え、誰が?」

樹「Aが」

菊「はぁぁ?」

樹「ってなるよな

なのにA平然としてて

俺が驚いてる間に自分の家に入ってちゃったの」

菊「襲われると思ったんじゃねーの」

樹「ちげーよ、バカか

俺はそんな軽い男じゃねーよ

遊びだって1年ぐらい前にやめたし

今はA一筋」

菊「よくそんな恥ずかしい事言えんな」

樹「う、うるせーな」

菊「ま、とりあえずおめでとうだわ

あと、Aのことは頑張って笑」

樹「ん

ありがとうな夜遅くに

じゃまた」

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作品ジャンル:タレント
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糸山露子(プロフ) - 早く続きが読みたいな (2023年5月12日 5時) (レス) id: b4b34b6799 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:s | 作成日時:2022年10月15日 1時

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